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「DOGS IN SPACE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1986年のオーストラリア映画「ドッグ・イン・スペース」である。日本での劇場公開は1988年7月であった。INXSのボーカリストである故・M・ハッチェンス主演の青春ドラマである。(物語の舞台は'70年代終盤である。)

作品データを記しておくと、時間は108分、監督と脚本はリチャード・ローウェンスタイン、撮影はアンドリュー・デ・グルート、音楽はオリー・オルセンである。そして出演は、マイケル・ハッチェンス、サスキア・ポスト、ニック・ニードルス、ディアンナ・ボンド、トニー・ヘロウ、クリス・ヘイウッド、たちである。

1978年のオーストラリアはメルボルン。サムはロックバンド『ドッグ・イン・スペース』を率い、そのメンバーであり、恋人でもあるアンナ、家出少女、キーボード・プレーヤーのティム、建築工学を学んでいる学生のルチオたちと共に、ボロい家に住んで、勝手気ままなコミューンを形成していた。そして、暮らしぶりは、昼に寝て、夜はセックスとドラッグ、酒、パーティーに明け暮れ、時々、ライヴハウスで演奏をするという無軌道な生活をしていた。やがて、サムとアンナはより深い関係になっていくが、アンナはサムの影響でドラッグに手を伸ばしていき、やがて、中毒で死んでしまう。そしてサムは、失った者の大きさに気がつき、自分が現在冒している現実と向き合い、新しい世界に目を向けて、この暗闇を抜け出そうと誓った。そして、彼は新しいバンドを率いて、音楽活動に力を入れる。そのサムには、自堕落な生活をしていた頃の面影は完全に無くなっていた。

音楽ものの青春映画としては、よくあるテーマ(若者の無軌道ぶり、ドラッグ)を扱っているということで、とりたててという作品では無いが、本作は何と言ってもINXSのボーカリストだったM・ハッチェンスを見られるということで、現在では貴重な作品と言うことが出来る。(実録ドラマではないですが...)また、劇中に流れるいくつかの(有名な)音楽もこの手間作品では当たり前に行われていることであるので、取り立ててと言うものではない。(あくまでも、よくある普通の青春映画ということである。)

現在では、サントラを含めて、日本ではソフトに恵まれていないなどの壁があること、そして、元INXSのM・ハッチェンス主演ということで、こういう作品があったということで宜しいかと...(INXSのファンという方は、輸入版で楽しめますけど...)

 

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