FOR AGAINST『DECEMBER』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1988年に発表された彼らの2nd.アルバムである。ポスト・パンクの路線であるサウンドは様々な名称で呼ばれていて、彼らのサウンドは「ドリーム・ポップ」と呼ばれているが、オルタナ系の聴きやすいものである。ただ、パンクを意識している所もあって、単なるポップな範疇には留まっていない。特にチャートの点では大きな記録を残していない。
収録曲は以下の全9曲である。『Sabres』『Stranded In Greenland』『Svengali』『They Said』『The Effect』『December』『The Last Laugh』『Paperwhites』『Clandestine High Holy』。
尚、2005年に再発された時には、ボーナス・トラックとして『Autocrat』『Echelons』がマルチメディア・トラックとして追加収録されている。
お薦め曲は、アルバム・タイトル・ナンバーの『December』と『Sabres』『The Effect』『Paperwhites』という所をピックアップしておく。
サウンドとしては聴きやすいものであるが、色々と実験的な試みを行っていることもあって、なかなかユニークなところがある。この点では型にはまらないところとなって、面白い所である。とは言っても、派手な花火のような所が無いのは前作と同様であるため、メジャー系では広く受け入れられるサウンドではないですね。まあ、おとなしいものの、聴きやすいサウンドということで、時々耳を傾けてみるということで宜しいかと...
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