プロ・アマの交流試合 [スポーツ]
京都の社会人野球チーム・ニチダイと阪神の２軍が４月12日に西宮市・鳴尾浜球場で対戦することになり、これを野球連盟が承認した。今まではプロとアマの交流というのはなかったが、去年のプロ野球騒動によりプロ・アマの交流試合も始まっている。いい方向に進んでいると思うが、プロ側の出場選手にはかなりプレッシャーがあるだろうな。何せ、自分たちはプロ。2軍とは言っても野球でおまんまを食っている。負けるわけにはいかないだろうし... (1990年代の低迷期には「阪神はPLよりも弱いだろう」と揶揄されたものであるが、今の阪神は当時と比べると戦力の厚みが全く違う。それだけに「負けたら」ということがプレッシャーになる。)
しかし、野球は野球。アマ側としたら色々と学ぶところがあるし、プロ側としたら刺激を受けることになるだろう。双方にとっていいことになるし、もっと実施してもらいたいものである。
しかし、プロの2軍はイースタン／ウエスタン・リーグというリーグ戦があるため、そんなに多くのアマとの交流試合は日程的に無理な所もある。が、アマチュアのリーグ戦優勝チームとの交流戦を毎年秋に行うなど、色々と工夫してもらいたいものである。
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（4/12・試合結果を受けての追記）
試合結果は10-3で阪神・2軍の勝利。（まあ、得点はともかく、こういう結果に予想通り。）ニチダイの桑野監督が「みんな、よう頑張った。プロ相手にいい経験になった」というコメントを出したが、「経験」というのが大事である。アマチュアがプロの技術に触れて、持っている技術が向上すること、これは野球の裾野の拡大になり、必ずいい結果に繋がる。今後、こういうようにプロとアマとの接触が増えてもらいたいものである。