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紫外線情報サービス [科学/技術]

気象庁が新しいサービスとして、HPで紫外線情報を提供するようになった。こういうのは時代にあった良いサービスである。

で、早速気象庁のHPを見てみた。「紫外線情報」は、日本地図上に色分けして各地の値を表示していることから、パッと見分かりやすいのだが、地図が小さいこともあって、大体の感じといった情報提供になっている。しかし、まあこんなものでいいだろう。天気予報のように各都市ごとに出すようにあまりにも細かくなっても仕方がないし、概略が分かればそれでことは足りる。(雨だ雪だ晴れだ、というのならばともかく、予防として帽子をかぶるという程度のことだから、細かすぎる情報は必要はない。)

ただ、情報表示の方はもう少し考えてもらいたかったと思う。現在は「UVインデックス」として強さを「0」~「13+」の14のランクに分けているが、どうして14なのだろうか。10段階か11段階(0~9、または0~10)の方が感覚的に分かりやすいと思うのだが...(例えば、7と言われても、全体が14だからちょうど中間か、と一瞬考えてしまう。これが10/11段階だったら、百分率と重なり、降水確率と同様で瞬時に感覚的に捉えることが出来る。)

既に一部の天気予報では「紫外線情報」を流しているものもある。(弱い/ふつう/やや多い/多い/非常に多い、という程度。だけど、このくらいの方が分かりやすい。)気象庁がサービスを始めたということは、おそらく今後は天気予報ではこれを取り入れていくようになるのだろうな。(一年中ではなく、初夏から夏の間だったら結構やっていたけど、これが年間を通してになるかは分からないけど...)

降水確率、花粉情報、黄砂情報、そして今回の紫外線情報というように、当初の天気予報では考えられなかった情報提供サービスが始まるというのは気象観測の技術が進んできたということであるが、情報が多くなったからこそ、より分かりやすい情報提供の必要がある。(降水確率は実に分かりやすい。)始まったばかりであるので、今後何らかの改善が行われていくことに期待したい。



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