大原女時代行列 [京都の話題]
本来は先週の22日に予定されていたのだが、雨天のために本日に延期されていた大原女(おはらめ)時代行列が行われた。これは大原女衣装をまとった女性が新緑の中を練り歩く行列である。（葵祭や時代祭の行列のような大規模とまではいかない。）場所は大原(京都市左京区)である。また、「大原女まつり」のメインイベントでもある。
大原女というと、黒や紺色の着物に赤色のたすきと、白いてぬぐいで頭を包んでいる姿が特徴である。（茶摘み（行事）でその姿を見ることもあるので、すぐに頭に浮かぶことでしょう。）葵祭や時代祭の行列だと、平安時代の貴族や姫という感じがあるが、大原女だと庶民感覚があり、心が癒される。
ここのところ、悲惨な事故や事件が多発し、殺伐さを感じるが、こういう話題は心の清涼剤になる。ニュースでこういう話題を取り上げる時間が増えるような時代になってもらいたいものである。（京都という街は歴史のある行事が数多いが、こういう話題も提供してくれるので、いい街であると改めて感じさせてくれる。）