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戦隊回顧録20 [特撮研究]

変身アイテムがブレスレットという戦隊についてのその2。各戦隊のブレスレットについて、少しずつコメントという形で述べていくことにします。

まずは、ブレスレットが初登場となったサンバルカンから。バルカンスーツが収納されているということになっており、ここでは変身アイテムという位置づけである。腕時計の少し大きめのものでもので、特別な名称はない。スーツが収納されていると言うからには小さすぎるという感じがするのだが... 戦隊シリーズへのデヴューということを考えたら地味なデヴューである。

ゴーグルⅤ。ここでもブレスレットにゴーグルスーツが収納されているという設定であるが、サンバルカンよりもブレスレットの大きさは大きくなった。(それでもスーツが収納というには小さすぎる)デザインとしても各人を表す数字が入り、シンプルにまとまっている。しかし、これもまた特別な名称はない。

ダイナマン。ダイナブレスという名称が付いた。前の戦隊のブレスレットよりも小振りになった。変身のかけ声でディスプレイが連動して変身することになり、視覚的にも見所の一つになった。また、ここでの特徴は各人の音声認識により変身するということで、基地には予備のブレスレットが準備されているというように物語の設定としては進歩が見られた。

バイオマン。テクノブレスという名称で、一部が開く構造となった。また、通信機能が搭載されるようになり、変身アイテムだけではなくなり玩具としても人気を集めるようになる。デザイン的には少しメカっぽさが出るようになった。

チェンジマン。チェンジブレスという単純明快な名称。ディスプレイがあることでデザイン的にも洗練されたものとなった。尚、これまでの戦隊では右腕に装着していたが、ここでは左腕に装着するアイテムとなったのが特徴である。

フラッシュマン。プリズムフラッシュという名称で、左腕に装着するものである。大きさが大きくなり、携帯電話にリストバンドをつけたような感じのブレスレットと言ったら分かりやすいだろう。変身前の戦闘では邪魔になるのではないかと思われるようになったが、玩具としては人気がある。

マスクマン。マスキングブレスという名称。血圧計を思わせるようなものとなり、とにかくかなり大きいものである。左腕に装着したら半周はブレスレット本体という感じである。デザインとしてはシンプルなものである。

ということで、右腕に装着から左腕に装着するものへと変わり、ブレスレットの大きさも大きな物になっていったが、変身アイテムということで人気を集める玩具となり、もはや戦隊には欠かすことの出来ないものとなった。そんな中、「スーパー戦隊シリーズ10周年」(この当時は、ゴレンジャーとジャッカーは別扱いで、巨大ロボが登場する「バトルフィーバーJ」を起点として「スーパー戦隊」と呼んでいた。)ということで迎えた「ライブマン」で「ツインブレス」という両腕にそれぞれ装着する形に発展することになる。(それについては次回へ。)



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