広島・厳島神社の国宝舞台復活 [災害]
昨年9/7の台風18号によって損壊した広島の世界遺産・厳島神社の国宝平舞台の修復工事が終了して、約9カ月ぶりに観光客らに開放された。平舞台は台風18号の高波で床板が外れ、石の柱が倒れるなどの被害を受けたため、修復を行うため、観光客の立ち入りが制限されていた。尚、国宝左楽房などは現在も倒壊したままであり、引き続き再建を進めることになっている。
自然災害とはいえ、世界遺産に登録されている人類の宝が戻って来たというのは嬉しいものである。(100%の修復ではないというのが残念ではあるが、それだけ被害が大きかったということで、自然の力の大きさを改めて感じるものである。)
その他、台風23号の被害を受けた京都・天橋立でも、海岸に砂を入れる工事が行われたというように、被害を受けた所では復旧作業が続いている。
こういう話を耳にすると、やはり自然に対しては、それを支配してしようというような開発を行うのではなく、仲良く付き合っていくことが大事であるということを感じる。「観光開発」というものについて、いい加減に考え直してみる必要があると思うのだが...