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JAL機・タイヤ外れる [事故]

ついに心配していたことが現実となった。それは「JAL」である。死者こそ出ていないが、負傷者が出る事故をがJALで起こった。15日10:00ごろ、羽田空港A滑走路に着陸して滑走中の札幌発日航1002便ボーイング767(乗客210人、乗員12人)の前輪のタイヤが2つとも外れるという事故が発生した。そして、この飛行は滑走路上で走行不能となり立ち往生し、羽田空港は3本の滑走路のうちこの1本を閉鎖した。死者は出ていないが、乗客3人が首の痛みなどを訴え、1人は1週間の怪我を負った。

前輪のタイヤは直径116cm、幅35cmで、着陸地点と停止位置の中間辺りの誘導路と、停止位置そばの滑走路上にそれぞれ落ちていた。滑走路にはタイヤの脱落後にホイールが接触したとみられる傷があり、灯火の一部が破損していた。また、機体下面やエンジンにも傷があった。

JALによると、着陸時の衝撃でゴム製タイヤが金属製ホイールごと外れたらしいと言うが、航空機の整備士によると、航空機は着陸時機首を上げた状態で着陸するため、前脚には衝撃がかかりにくく、損傷するケースは極めて珍しいという。→結局はJALの整備不良か、或いは点検で見落としたというようなことが原因ではないのだろうか...?

いずれにしても、前輪の脚が折れず、火を噴いて火災(爆発)ということにならなかったのは、不幸中の幸いであるが、こんなことは許されないことである。

とにかく「JAL」と言えば、運航上のトラブルが相次いでいて、国交省から査察を受け、事業改善命令を受け、安全対策強化を表明したばかりである。それなのに早速この事態である。何をしているというのであろうか。全く弁解の余地はない。(ANAから社長を出してもらった方がましではないのか。)

国交省は事態を重視して、原因など詳しい報告を求める方針というが、そんな甘いことでいいのであろうか。(もっと積極的に原因調査に関与するべきである。)とにかくこの際だから、JALに運行停止命令を出して、JALの保有する全ての航空機の徹底的な点検を行うことが先決だと思うのだが...(今のままだと、次は本当に死者を出す事故が起きるのは目に見えている。)



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