SSブログ

飼育歴34年のコウノトリ死ぬ [動物]

兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園で飼育されていた雌のコウノトリ「武生」が死んでいるのが見つかった。老衰と見られる。「武生」は34年間にもわたり飼育されており、国内で最長期間飼育されていたことになる。また、国内で保護したコウノトリでは唯一ひなを孵化させ、孫も産まれている。1971年2月に福井県武生市に飛来したことからその名前が付けられた。当時、くちばしが折れた状態で保護された。

豊岡では、コウノトリの野生復帰をめざして色々と取り組んでいるが、「武生」は野生に戻ることはなかった。今後は武生の子、孫が野生に戻ることが出来るか、ということになる。しかし、保護された環境下で生まれ育ったコウノトリが野生に帰ることは出来るのだろうか?

一応、9月になると試験放鳥を計画しているという。コウノトリの郷公園にいる113羽の内、飛行や餌を取る能力に優れた9羽を予定というが、人工的な環境で育ったコウノトリたちが、毎日餌を得ること、冬場の降雪など、不安に感じることがたくさんあるのだが...



共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。