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京成恐喝男・逮捕 [事件]

JR福知山線の脱線事故に便乗して京成電鉄から現金850万円を脅し取ろうとした無職の男(60)が恐喝未遂容疑で逮捕された。この男は、「JR西日本が被害者に400億円近い補償をするとニュースで知った。社長や専務のポケットマネーで払える(額)と思った」と供述しているという。(この男は、京成電鉄社長宛に「JR西日本の事故はすさまじかったが、仲間が関東の私鉄で脱線事故を計画している。やめさせるには850万円が必要」と書いた封書を送りつけ、翌日まで4回にわたり同社に電話し、現金を脅し取ろうとした。)

消費者金融などから約3000万円の借金があったというこの男、それにしても考えがあまりにも浅はかであり、単なるバカである。そもそも恐喝するのに、要求金額が850万という中途半端な額というのが最初のバカ。多額の現金取引を行う場合は、100万ごとに束ねられた札束を1つの単位として行うのが通常である。そのことを考えたら、50万という半端な数字を含む金額を要求するのはバカである。しかも、借金があるのなら、その借金の額以上の金額を要求するのが普通であろう。(この場合ならば、最低3000万円は要求する。)これが第二のバカ。更に、京成電鉄への電話を、千葉県市川市内の公衆電話を繰り返し使っていた、というのが第三のバカ。(公園の公衆電話を使っているところを現行犯逮捕された。)

まあ、何かの事件に便乗して脅迫しようというような低俗な考えを実行する輩であれば、細かい犯行計画を立てるというようなことは出来ない、ということか。とにかく、犯人が逮捕されて、めでたし、めでたし。

尚、置き石を面白がっている便乗愉快犯も、この犯人と同様に証拠を多く残している犯行になるから、いずれ逮捕されるだけである。そちらの方の犯人逮捕もしっかりと行ってもらいたいものである。



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