津市の健診、最低血圧が7010 [不祥事]
三重県津市が住民に実施している健康診断の集計作業の際、入力ミスが放置されたままとなり、2004年度までの5年間に約3800件の間違いがあったことが分かった。入力ミスの一例として、最低血圧が「7010」、総コレステロール値が「0」、というものがあったという。尚、受診者には医師が結果を直接記入した用紙の写しが渡されているため、影響はなかったという。影響があったとされるのは、政府の統計に対してであり、可能性があるという。
それにしても、最低血圧が「7010」だなんて、血圧が高すぎて血管が破裂して死んでいる値である。（4桁になることがおかしい。）委託された情報処理会社や市職員が、パソコンでデータ入力を行っていたというが、数値の桁や区切りを誤っていた例や、受診者の性別といった項目の欠落があったという。しかし、こういうミスがまかり通っているのはそもそもの設計ミスとしか言いようがない。人間の健康データについて、極端な値があったらば、それは測定器の表示エラーか、読み取り／記録ミスとしか言いようがない。そんなデータの集計を行うソフトで、入力データの値が異常な場合はエラーとするような構成になっていなかったのは、プログラマーの頭が呆けていた設計ミスとしか言いようがない。
また、データを入力した人間にしても、入力データを確認していなかったのは明らかである。まあ、この入力ミスは市職員が入力を行ったのだろうが、それならば入力されたデータ値の確認などしないというのも十分納得できる。
本当に、まともな仕事をすることが出来ないのだから、害虫職員としか言いようがない。公務員とは実にいい仕事ですね～。（こんなことでいいのなら、是非ともやらせていただきたい仕事である。）