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遠井の吾郎ちゃん・没す [スポーツ]

阪神タイガースの内野手・遠井吾郎さんが亡くなった。65歳だった。死因は肺ガン。

山口県柳井市の出身で、1958年に阪神に入団。その後、阪神の中軸バッターとなり、1962、64年のリーグ優勝に貢献。1966年は打率2位にも輝いた。1977年に現役引退。翌年は後藤監督の下、打撃コーチとなった。(が、成績不振で、1年で退団。)

とにかく、足が遅い選手がたくさんいたことから「阪神部屋」と揶揄された時代があったが、その時代の代表選手として名前が挙げられることが多いのが遠井選手であるが、実に個性豊かな選手であった。親しみやすさから「吾郎ちゃん」(ごろちゃん)と呼ばれていた。(「仏の吾郎さん」とも言う。)

また、晩年は代打の切り札として活躍していたこともあり、後に、川藤、佐野、真弓、八木と続くタイガース代打の切り札の元祖とも言える選手でもある。(ここに名前を挙げた選手は全員右打ち、吾郎ちゃんは左打ちだったから、藤田、永尾、長崎、と言った系譜の方がいいかも...(こうして見ると、左の切り札が途切れていますね...))

ご冥福をお祈りします。



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