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映画「日本沈没」・リメイク [映画(邦画)]

1973年に映画化されたSF作家・小松左京の代表作でもある「日本沈没」が、リメイクされることに決まった。監督は、興収25億円のヒットとなった「ローレライ」の樋口真嗣(39)。製作費20億円を投じるという。公開は、2006年の夏を予定している。

1973年の映画化では、東宝が当時としては破格の5億円を投じ、650万人を動員する大ヒットとなった。原作小説も上下巻で累計400万部のベストセラーになっている。

それにしても、またもかつてのヒット作品のリメイクである。ハリウッドでも、シリーズ作品かリメイク作品ばかりという感じになっていて、これが映画館への客足を鈍らせる一因となっている。もう少し考えた企画を練ってもらいたいものである。

尚、「日本沈没」に関しては、これまで何度もリメーク企画が浮上し、製作発表をした例もあったが、結局は諸条件が折り合わずに中止になっていた。今回のリメイクは本当に公開にこぎ着けるのだろうか?という疑問もあるが、東京消防庁や海洋開発研究機構も撮影に協力するとしていることから、走らざるを得ない所もある。(予定よりも遅れて公開となるかもしれないが、何とか公開されることにはなるのでは...?)

ただ、テレビなどでは、ここの所、被災者への配慮ということから、災害が起こるような映画の放映を自粛している。(そういう作品にも、災害に対するメッセージが込められているので、「自粛」というテレビ局のやり方には必ずしも賛成できない。)そんな中、「(新潟県中越地震など)各地で天災が起きている時代だからこそ、そこに立ち向かっていく人々の愛と勇気を描く」とプロデューサは意気込んでいるが、テレビが作り出した世論に対して受け入れられるのだろうか?(これが意外と大きな敵になるような気がする...)

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主役は、草なぎ剛と柴咲コウとのこと。他の共演者は、現時点では不明。

日本沈没

日本沈没

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2003/09/25
  • メディア: DVD



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