SSブログ

ANA・社内規定に反して搭乗拒否する [不祥事]

6月上旬に、全日空の予約センター職員が、富山発羽田行きの便に搭乗しようとした知的障害の女性(23)について、社内規定に反して搭乗を拒否していたことが分かった。この女性の母親が予約センターに電話し、機内で騒ぐことはなく、長時間の搭乗の経験があることを説明した。対応した女性職員は上司に相談したが、付添人がいないことを理由に搭乗を断った。ANAの社内規定で知的障害者の搭乗については、「原則として付添人が必要」としているが、この女性のように身の回りの世話が自分で出来る場合は例外的に単独でも搭乗できるとしている。 尚、この女性はJALで目的地に行ったという。

ANAの広報課は「担当職員の認識不足が原因」としており、近く女性に謝罪するという。このように発覚したから謝罪するというのであろうか?(そうだったら言語道断である。)そうでなかったとしても、対応が遅すぎる。もっと迅速に対応していて当然である。ANAも利用客のことを見下していて、「お客様意識」が低いことが分かる。

まあ、これはその企業に対する印象が悪くなるだけのことであり、事故に直結するような問題ではない。しかし、こういうような対応をしていたら客離れが起こっても不思議ではない。(今のANAは、JALから利用客を奪う絶好のチャンスなのに、それをみすみす放棄しているとしか言いようがない。)世界的に過当競争に陥っている航空業界であるが、航空会社の意識というのはちょっと狂っているとしか思えないことの連続である。こうなると、少しは淘汰されてしまった方が良いという気になる。そんな淘汰候補レースに参戦する必要はないのだが、JALの後追いで追いかけているANAもなんとかならないのでしょうか?



共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。