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京阪京都交通の新型バス定期券 [京都の話題]

京阪京都交通が8/1から新しいバス定期券制度をスタートさせる。京都府亀岡市中心部を「亀岡馬堀」「つつじケ丘」「吉田穴太」という3つの地区に分け、地区内の停留所であれば自由に乗り降りができるというものである。(7/25から発売になる。)また、通勤定期として購入した場合は、家族などで共有して使うこともできる。(従来の特定停留所間を結ぶ区間の利用が出来る「区間定期券」の発売は継続される。)

料金は通勤1ヶ月定期券で、「吉田穴太」地区が8400円、他の2地区は共に7560円。また、2地区以上にまたがって利用出来る定期券は9660円。

どれだけの利用者がでるだろうか。病院に週に数回通院するような人、通勤定期として購入した人の家族には大いに利用されることになるという予想は出来る。こういう人にとったら、使えば使うほどお得になるので、「ちょっと買い物に」ということでもバスを利用する方向に動くものと思われる。しかし、これだけだと利用客数は増えても収入は増えない。もう一つ、何か手を打つことが必要だと思われる。しかし、今までにない新しいやり方を実行するということは、一応は評価しても良いだろう。(ただ、半年から1年後ぐらいには、新制度の結果をフィードバックして修正するなり、新たな利用の提案を行わなければ意味はなくなってしまうけど...)

市の中心部(3つの地区の繁華街付近)にはマイカーの乗り入れを禁止する条例を作ってしまえば利用客は増えるだろうが、市営バスでなく一民間企業の運営する公共交通機関である限り、そういう条例を作ることは困難だし... まあ、お手並み拝見としましょうか。



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