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市バス路線で代替輸送実験 [京都の話題]

京都市の「市バス代替輸送実証実験」が23日から始まった。これは、赤字の市バス路線に民間の小型バスやジャンボタクシーを走らせて、運行本数は増やし、運行コストの変化や利用客の増減を調べるものである。実施されたのは市内の6路線(系統)である。

この実験は、来年の9月までという長期にわたって行われることになっている。また、参加したのはMK、ヤサカ、京阪バスの3社である。長期にわたるデータを集めるというのはいいことである。(短期間であれば、物珍しさも手伝って、一時的に利用者が増えることになり、正しい結果が得られなくなる。)また、参加した3社は、いずれも新規参入路線として狙っている所でもあり、参入するときの戦略を練るための足掛かりにも出来る。

早い時期に一度利用してみたいと思うのだが、少し考え直してみた。この路線は、筆者の日常の行動範囲ではない所で行われているので、こういう野次馬根性で利用すると、この実験の本来の目的に反する結果を生み出すことを助長することになる。ということなので、利用するのは、本格的な観光シーズンになってから、観光客として移動の一部での利用ということにしたいと思う。(日常の利用路線が実験となっている方はともかく、そうでない方は少し遠慮しましょう。)こういう実験は普通は1年間ということにするのだろうが、1年と1ヶ月ちょっとという期間にしたのは、物珍しさによる一時的な利用増を予見したからなのだろうが、京都市が底まで考えたとは思えない。やはり、京都市中心部にバス路線の新規参入の手を挙げたが、それを撤退したMKの思惑が入っているのでしょうね...



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