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水上バイクの事故 [事故]

夏になると、残念ながら毎年必ず発生するのが水上バイクでの事故である。その事故が23日、大阪・貝塚市の二色の浜海水浴場で起こった。二人乗りの水上バイクが海水浴場の外で運転していたのが海水浴場内に入ってしまい、泳いでいた二人と衝突、1人が死亡、1人が意識不明の重体となった。

夏のレジャーとして水上バイクはもはや定着したものとなったが、これによる事故は必ず発生している。原因は色々考えられるが、一番大きいのは、運転手の腕ということになると思われる。というのは、リゾート・アイランドであればともかく、普通の人は水上バイクというものは夏の間にしか利用しないものである。よって、どうしても運転の経験があったとしてもそれが活かされなくなってしまう。また、どうしても技術が未熟ということになってしまう。

しかし、今回の事故は運転技術が未熟ということでは片付けられない。何かの理由があるにしろ、海水浴場内に侵入できたということは大きな問題である。海水浴場としても、安全確保が不十分であったと言われても仕方がない。(だからといって運転手の責任が軽くなるものでもない。)

海水浴場によっては、外海から危険な魚類がやってくることを防ぐために、大きな網をはったり、ブイを設置したりして色々と工夫をしている。(それでも外海と完全に仕切ることができていないのが実情である。)

とはいうものの、水上バイクに関しては、もっと規制を行うべきであろう。(琵琶湖では、他の理由があるとはいえ、禁止している所もある。)そもそも、人がたくさん集まる海水浴場の近くを水上バイクが走るというのは、見ていても危なく感じてしまう。水上バイクについては、利用できる所を整備し、それ以外の所では全面禁止というぐらいの措置を行ってもらいたいものである。



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