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堀場の新型ドライブレコーダー発売 [科学/技術]

他社製品は少し前に紹介されていたが、ちょっといいものが発売になる。車両が事故などの衝撃を受けた際に映像などを記録するドライブレコーダー「どら猫」を堀場製作所の子会社であるホリバアイテックが5日に発売するというのである。これは、33万画素のカメラを内蔵した機器を車のフロントガラスに取り付け、その画像を連続記録するというものである。記録はメモリカードに記憶されるが、通常時は順次上書きされる。一定以上の衝撃を受けると、その衝撃を受けた時刻前後の映像を最大で30秒間記録する。また、GPSによる位置データやブレーキ、方向指示器の情報も記録する機能を盛り込んでいる。これにより、危険度の高いデータを効率的に分析できるだけでなく、事故発生時の克明な状況記録を行うことが出来、事故解決に大いに役立つものと期待される。

付属機能別に3種類の装置があり、4万8000円から8万5000円で、タクシー業界向けを中心に、初年度に3万台の販売を目指すとしている。

既に、他社が先行発売している装置を導入しているタクシー会社があり、装置を付けたことによって運転手がより安全運転を心がけるようになり、事故も減少しているというが、単に映像だけでなく他の運転情報が加わるとなると、事故発生時の双方の供述の違いということが無くなると期待できる。ということで、一般の個人の車であっても、万一に備えて装備しても悪くはない。今ひとつ普及しないETCの装置と一体にしたものを作り、安価にすれば普及することも期待できると思われる。

国交省では既に行き詰まり感もあるETC政策だが、これとの融合を是非とも考えてもらいたいものである。(ただ、民間が考えたものと、国の息がかかっているETCが一緒にまとまるということはあり得ないか...)



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