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10月のダイヤ改定・JR西日本 [時事ネタ]

JR福知山線の脱線事故を受け、JR西日本は、京阪神地区の主要路線「アーバンネットワーク」のダイヤ見直しを進めているが、10/1から宝塚線や阪和線など計5路線のダイヤを見直すと発表した。

内容は、日常的に遅れが目立つ時間帯の快速を中心に停車時間を増やすなどして、運転士に余裕を持たせるというものである。また、対象路線は、宝塚線、阪和線、大和路線、奈良線、山陰線である。(元々、来年の春にダイヤ見直しを行うとしていたが、その一部を前倒しで実施するという。)

JR西日本よ、相変わらず寝ぼけているとしか言いようがない。対象路線を見ても、幹線である東海道・山陽線が入っていないし、どちらかと言うと、福知山線と同様の路線(ちょっと極端な言い方になるが、ローカル線とまでは言わないが、どちらかというとローカル線に入る部類の路線であり、近年は利用客の増加が大きい路線ばかりと言える。)ばかりである。

事故の後、「安全第一」 という言葉を繰り返しているが、こんなことではとても信用できない。本気で「安全第一」と考えているのであれば、一時的に人員を集めてでも、休日返上をしてでも、全路線のダイヤ見直しを行い、全てに対して一斉に実施するべきである。そもそも、事故から約1ヶ月後にダイヤ見直しを口にしている(その記事はこちらです。)のだから、死ぬ気で取り組めば10月に全線での改正ダイヤという対応できたはずである。

やはり、旧国鉄というお役所的な発想から脱却することは出来ないということなんだろうか。とにかく、「安全第一」と言うのであれば「前倒し」も当たり前のことである。事故後、遊んでいたのか?と責められる内容のものであり、全く評価することが出来ない。(やらないよりはまし、というだけのことでしかない。)本気で考えているのか?



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