SSブログ

JAL、トラブルに他社を巻き込む [事故]

これまでもトラブルを多発していたJALが、ついに他社までも巻き込むというトラブルを起こした。とにかく、最近はトラブル多発のJALであるが、それらのトラブルはあくまでもJALだけで完結するするものであり、他社に被害(物的損害)を与えると言うものではなかった。(滑走路を閉鎖させる、ということはあったが、物的被害を他社に与えるものではなかった。)ついにここまで酷くなると、もはや「営業停止」しかあり得ないであろう。(国交省よ、早く決断せよ!!)

そのトラブルは、11日の朝6時すぎのこと。成田空港のA滑走路に着陸したシンガポール発のJAL710便ボーイング777(乗客乗員114人)から、幅約40cm、長さ約2mのグラスファイバー製の板状部品が脱落し、直後に同じ滑走路に着陸した大韓航空ジャンボ機がその脱落物の影響で、タイヤがパンクしたというのである。

成田国際空港会社は、A滑走路を閉鎖して点検した結果、破片6個が見つかり、これは脱落したJAL機の部品の一部と確認された。(破片は最大長さ26cm、幅9cmという。)また、後続の大韓航空機のタイヤにも脱落部品とみられる破片が付着していた。

JALによると、脱落した部品は、胴体中央下部にあるエアコン関連機器などを点検するためのハッチという。これが脱落しても飛行に支障はないというが、それではすまされない。落とした場所があまりにも悪すぎる。

大韓航空機がパンクで済んだから良かったものの、状況によっては、車軸が折れてしまい、着陸に失敗→(最悪)爆発炎上、というシナリオが十分なあり得るのである。つい先日、トロントで着陸に失敗してオーバーランした旅客機が爆発炎上しているではないか。(この事故についてはこちらで述べています。)大事故に至らなかったが、こういう原因になった行為をテロ行為というのである。

JALは「早急に原因を調査し、再発防止に努めたい」としているが、何度同じこと場を繰り返すというのか。こんなのは当たり前のことであり、全く評価するに値しない。と同時に、本気で再発防止に努めよう、という意気込みが感じられない。(「死傷者がいない事故だったら起こしてもいいだろう」とアピールしているようにも感じる。)もはや、航空会社という皮を被ったテロリストでしかない。こんなJALは解散したほうがいい。

国交省よ、欠陥自動車をばらまく三菱ふそうと共に空のテロリストJALを一刻も早く潰しておくれ~!

(追記)
トラブルを起こした機体は、7月末に納入されたばかりの新しい機体であり、10日にシンガポールに向かったのが初の営業フライトで、その折り返しが今回トラブルを起こした710便だったということです。でも、ボーイング777-300型という機体はこれまでにもJALに納入されて飛行をしていることから、JALの責任が軽くなると言うものではない。なんか、JR福知山線の脱線事故の直後にJR西日本が「置き石」の可能性を主張したような言い逃れをしようとしている姿とダブって見える。



共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。