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JAL(関連会社)、空襲のまねをする [事故]

8月12日、この日はJALにとっては特別の日である。言うまでもなく「1985年8月12日」に起こったJAL123便の大惨事が起こった日である。ここの所(もう半年以上になる)ずっとトラブルを起こし続けているJAL。(中にはトラブルとは言い難い「重大インシデント」もある。)いくらなんでもこの日に限っては、社内でもより慎重になっているだろうから、何も起こさないだろうと思っていたが、またもとんでもないことをやらかした。

12日19:50ごろ、関連会社であるJALウェイズの58便(ダグラスDC-10型、乗員乗客229名)・福岡発ホノルル行きが、離陸後エンジントラブルのために、福岡空港に引き返した。20:20頃、福岡空港に無事に着陸した。(怪我人はいない。)

ここまでならば、よくあるエンジントラブルである。またも「JAL」関係か、ということで、既に信頼も何も残っていないJALの株が地面にめり込むだけであるが、流石はJAL、それだけではないのだから、もう呆れかえるばかりである。(今回の一件も「トラブル」ではなく「重大インシデント」である。)

航路の下に当たる福岡市東区で金属片の落下物の通報が相次いでいて、車のフロントガラスが割れたり、屋根に物が落ちてきたりしたという。また、東区のスポーツ公園でサッカーをしていた子供が怪我をした、という110番通報があり、金属片が落ちてきたという。(実際、この子供は怪我はしなかった。)

爆弾投下でないから「空襲」とは言わないが、空から金属片をばらまく(=部品の落下)というのだから、これは完全な都市の破壊活動である。どうせ、エンジンの整備不良ということが原因なのだろうが、こんないい加減な整備を行ったというのであれば、「テロ攻撃の準備」を行ったと言われても仕方がないことである。

前日に、他社の航空機に対して損害を出す行為(こちらに記しています。)を行い、そして今度は一般市民の住む都市に被害を与えるのだから、単なるトラブルでは済まされない。完全な犯罪者である。テロリストである。

「テロに屈してはならない」ということで、これ以上JALの傍若無人な非道行為を許していてよいのか。もはや国交省の「厳重注意」では済まされない。
警察庁よ、JALという名のテロリストは早く逮捕せよ。
国交省よ、JALの運行停止命令を出せ。


(8/13追記)
回収した金属片は約600個。福岡県警は業務上過失傷害容疑に当たる可能性もあるとしているが、なにを甘いことをいっているのでしょうか。実質的に「空襲」なんだから、反社会的活動ということでテロ行為そのものである。

怪我人に関して、落下した金属片が肩に当たり男子中学生1人が軽い打撲、金属片を触るなどして4人がやけどを負う、ということで、5人が怪我を負ったということ。

国交省は12日夜に対策本部を設置したが、重大インシデントではないと判断、航空・鉄道事故調査委員会は調査官を派遣しないという。これは福岡市街地への攻撃、すなわちテロ行為だから「重大インシデント」では無い、という見解なんですよね?国交省さん。って、役所まで呆けちゃいました。エンジントラブルで火を噴いたのだから、一つ間違えば空中でエンジンが吹っ飛んでいて、最悪の場合は空中爆発もあり得るのに、どうして「重大インシデント」ではないのでしょうか?

(8/16追記)
福岡県警は、現場付近で見つかったエンジン部品とみられる金属片が計733個に上ったと発表した。大きさは、米粒大から3cm程度。(この大きさから考えると、実際には1000個以上の金属片が落下したのは間違いないだろう。)



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