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JR西日本、乗客を朝まで監禁しました [不祥事]

JR西日本が、とんでもないことをしていたことが明らかになった。しかも、同様のことを2件も起こしていた。(再発防止ということが僅か1ヶ月半も続かないというのか... 呆れるばかりである。)で、そのとんでもないことはというと、それは乗客を車内に朝まで閉じ込める、ということである。(監禁とでも言える。)

まずは6/24のこと。0:23にJR米原駅に到着した電車の中で寝込んでいた乗客に、社内点検を行うことになっていたJRの系列会社・JR西日本メンテックの清掃員が気がつかず、電車はそのまま米原駅の車庫に入った。この乗客が朝4:30ごろになって気づき、携帯電話で連絡し、米原駅員が5時ごろになって電車の扉を開けたという。

また、8/11にも同様なことが起こり、同時刻の電車で全く同じこと(点検ミス)があり、こちらも朝になって気づいた乗客が警察に通報し、救出された。

終電の中で寝込んでしまう、というのは乗客の方にも責任がある。(スリにサイフなどを奪ってくれ、と言っているようなものである。)しかし、社内点検でそういう乗客を見落とすというのは、完全にJR側に過失があると言わざるを得ない。(何のための点検なのか...)電車の中であれば、座席の下に隠れたとしても、発見できないというのは考えにくい。JR西日本広報室は「今後、車内点検をきちんとしたい」としているが、この発言は、今までの点検はいい加減に行っていたことを認めるものと解釈できる。

時期が6月と8月ということで、一晩電車内に閉じ込められても、凍死したり、熱中症になるようなことは考えられないとはいうものの、状況によっては命の危険に晒してしまう可能性もある。そこの所をJR西日本は分かっているのだろうか?とにかく、JR西日本に乗るのは、相変わらず命がけということになってしまうのか...



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