SSブログ

追加処分1600人とは言っても [不祥事]

大阪市のカラ残業問題で、同市は新たに局長級を含む職員1593人について、戒告や文書訓告などの処分を発表した。今回の処分は2001~2002年度分が対象となっている。3月に発表した2003~2004年度分の処分と合わせると、処分されたのは全職員約4.8万人の約1/6に当たる計7908人に達した。処分を受けたのが6人に1人というのは、どう考えても異常である。(前回の処分が6331人ということだから、7924人になるはずだが、7908人ということは、2回処分を受けた輩が16人いるということになる。3月の処分に対してはこちらでに記しています。)

前回の時にも述べたが、これは立派な詐欺行為であり、公金横領である。それが戒告や文書訓告というのは、やはり甘すぎる。こんなことだから、大阪市は信頼回復は出来ないのである。もっと本気になって処分を行わない限り、「反省」しているとは思われないのである。

また労組幹部が、条例の規定を逸脱し給与を受けながら労働組合活動に従事する「ヤミ専従」問題で、教育長をはじめ市と労組の幹部ら計254人を減給10%(1ヶ月)や戒告などの処分とした。更に、問題の責任を取り、関市長は、自らの給与を30%、助役3人の給与を10%、それぞれ1ヶ月減額すると発表した。

やはり、「潰れることがない」 という地方自治体の甘さが消えていない。5年間で6000人の職員を削減しようという方向で動いている(その記事はこちらです)とはいうものの、本当に実現できるのか、疑問符は消えない。やはり、地方自治体というのは美味しい所である。



共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。