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航空保安大の移転先は関空対岸 [時事ネタ]

国交省は、航空管制官を養成する航空保安大学校を、現在の羽田空港から関西空港の対岸にある「りんくうタウン」に移転することを決定した。移転事業は民間資金活用による社会資本整備方式で9月にも入札公告を行い、2008年4月の開校を目指すとしている。

移転先としては、候補地をりんくうタウンと伊丹空港の2ヶ所として、それぞれについて検討を行ってきたが、りんくうタウンであれば、関空には国際線がある、来年春以降は、関空、伊丹、神戸(来春開港予定)の3空港の空域を含む広域的な管制をしていることから学生の実地研修に有利、ということからこちらとなったという。

尚、りんくうタウンの土地は大阪府からの借地ということになる。(伊丹だと国有地が使える。)しかし、これは完全に事業としては失敗したりんくうタウンを抱えている大阪府としたら、少しは収入が得られるということになる。

移転することに関しては、特に賛成でも反対でもない。とにかく、ここのところ管制官の管制ミスというトラブルも発生していて、航空会社のトラブルと合わせて、航空業界に対する不信感が膨らんでいるが、そういうミスを起こさない管制官を育ててもらいたいものである。(組織的に、ミスをトラブルに繋げないような対処が出来る能力を備えた管制官を育てる、という意味である。)



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