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今年の水稲作柄概況 [時事ネタ]

農水省が26日に発表した2005年産水稲の作柄概況(8/15現在)によると、梅雨明け以降天候に恵まれた地域が多く、作柄はすべて「平年並み」か「やや良」となった。

8月中旬に大半の穂が出る「早場地帯」の作柄は、19道県のうち、北海道、青森など5道県が「やや良」、新潟、福井など14県が「平年並み」、穂の出る時期がやや遅く、作柄はまだ出ていない「遅場地帯」の生育状況は、27都府県のうち、岡山、徳島、福岡など9県が「やや良」、「平年並み」は18都府県という。(東京、京都、大阪は「平年並み」ということが一目で分かりますね。)
尚、平年の収穫量を100とした場合、「やや良」は102~105、「平年並み」は99~101ということになる。

しかし、いずれの地域であっても、現時点では収穫前である。現時点では、順調に育っている、という認識に留めておいた方がよい。(それでも、一安心ということになる。)これから収穫までの時期といえば、台風の上陸ということが考えられるため、今後何が起こるか分からない。台風の直撃により、収穫目前でダメになってしまう可能性だって、完全に否定できない。(そうなってもらいたくはないが...)

これからは、定期的に作柄概況が発表されることになるため、そちらをウォッチしていくことになる。良い数字が出ることになればいいのだが、水不足が深刻となっている四国については、ちょっと心配である。(水不足が発育を阻害する要因に成り得る。また、水不足解消となるような大雨が降れば、それも発育阻害要因となる。)



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