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医療ミス詐欺 [事件]

佐賀市の女性(45)が振り込め詐欺で現金1000万円をだまし取られたことが判明した。この事件は「振り込め詐欺」の変形ということになる。これと同じ詐欺は、医者という特定の職業でないと意味がないため、医療関係者でなければ無関係である。しかし、職業を変えた形で同様の詐欺となる可能性があるので、だけもが注意する必要がある。

この女性は、夫が医師であり、自宅に男から電話があり、それは「ご主人が医療ミスを犯した。示談金として600万円を用意してほしい」というものだった。その言葉を信じて、この女性は指定された郵便口座にお金を振り込んだ。その後、更に電話があり、「相手の子供の容体が悪化した」ということで、400万円を追加して振り込んだという。その後、夫に連絡したことから詐欺ということが分かったという。

こういう電話があった場合は、お金のことよりも先に事実を確認することが大事である。最初に振り込む前に確認しておけば引っかからなかったというのは明らかである。数年前から多発している振り込め詐欺に対しては、事実確認を先に行うように呼びかけられているのだから、対応はお粗末であったとなる。

また、合わせて1000万円というお金をこうも簡単に振り込んでしまうということは、医者というのはそれだけ儲かっているということも改めてアピールしたことにもなる。(数百万円ならばともかく、1000万となると、一般人ではこうも簡単に振り込めるような金額ではないですよ...)

とにかく、手を変え品を変えて「振り込め詐欺」は続いている。最近はこれによる被害金額が減少してきたとはいうものの、事件は依然として続いている。報道された型通りの詐欺というものはいつまでも続いているなんてことはあり得ない。このように一部を変形させた魔の手となってやって来るのは当たり前である。犯罪に対しての認識は、常に応用例を考えて対処しないとこのようなことになるのである。他山の石として学び取り、被害者にならないように気をつけましょう。



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