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幼児の自転車同乗事故はヘルメットなし [時事ネタ]

全日本交通安全協会のアンケートによって、幼児を自転車に同乗させる親の安全意識があまりにも低い(無いとも言える)ことが明らかになった。(今年の2月から3月にかけて、全国の幼稚園、保育所80ヶ所に通う幼児の保護者を対象にしたアンケートで、回答数は7194人。)

それによると、幼児を自転車に同乗させたことがある保護者の95.4%が幼児用ヘルメットを着用させず、13.1%が転倒などで幼児の負傷を経験していた、負傷した幼児の96.3%はヘルメットを着用していなかったというのである。また、幼児のヘルメット着用義務化については、保護者の過半数が「なじまない」などと消極的な回答をしている。

何を考えているのか、本当にバカ親としか言いようがない。「なじまない」なんてことを言っていたら、安全はどうやって確保するというのか。自転車事故の発生件数はとんでもない数になっている。一人で走行中に転倒した(事故としての届け出のないもの)というのまで数えたら膨大な数になる。(そんな統計値はない。)

それとも、自分は絶対に自転車で転倒しないというのであろうか。(誰もが転倒しないと思っているのだろうが、幼児を乗せた場合でもそんなことを考えていたら、危険予知に関しての意識がゼロと言える。)時には三輪自転車であっても転倒するような輩がいるのだから、転倒しないというのは過信も良いところである。(補助輪が付いているとでもいうのか?)で、実際に転倒して大事に至ってしまい、後から後悔するだけになってしまう。

ヘルメット着用は確かに面倒となることは分かっている。しかし、万一の転倒に備えるということはとても大事なことである。少なくとも二輪の自転車では転倒するのは当たり前のことである。転倒しても怪我の程度を和らげることになるのだから、自転車に子供を同乗させる場合は「その子にヘルメットの着用を義務づける」ということは、義務とならなくても安全確保を最優先として考えるのならば当たり前のことである。それをしないのならば、子供を同乗させる自転車には補助輪を付けることを義務化してもらいたいものである。



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