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またも金だけをばらまくボケ政府 [国際]

政府は、イスラエルがガザ地区とヨルダン川西岸北部のユダヤ人入植地撤去を終えたことを受け、パレスチナ自治政府に4970万ドル(約55億円)を緊急支援することを決定した。これは、入植地撤去を中東和平を軌道に乗せる好機ととらえ、ガザ地区などの安定化に向けてのインフラ整備を中心にした迅速な支援を行うとしている。

この支援は人道分野に重点を置いたものであり、ガザ地区では、幹線道路の復旧・整備、南部ハンユニスの下水処理場建設、貧困世帯の住宅再建、難民の居住施設再建に、西岸ではジェニンでの裁判所建設と水道網整備に充当するとしている。

今年5月のアッバス・パレスチナ自治政府議長の来日時に、政府は1億ドル規模の支援を約束しており、この半分が今回の緊急支援ということになり、この支援に合わせてパレスチナ側に民主化の進展とテロ対策の徹底を求めるという。

支援が悪いというのではない。しかし、これは金をばらまくだけでしかなく、本当の支援に繋がるというのか。このお金は額面通りだったらインフラの整備のために使われることになるが、現地の情勢を考えたら、いつテロ行為が発生してもおかしくない状況であることに変わりはない。工事を始めても、それが無に帰す可能性があまりにも高い。また、その工事は誰が行うのか。結局は現地の人たちが工事を担うということになるしかあり得ないが、本当に工事が進むのか疑問がある。(少なくとも、それを守るための人員を確保して出さないことには先には進まない。)

金を出す(支援する)には、それが本当に役に立つように周囲を整えておかないと全く意味がない。ここにも税金を無駄遣いするバカ政府の姿勢が見られる。もっと上手な使い方を考えろ、と言うものである。(人を出すことを考えろ)だから、日本に対してはいつまでも世界中からたかられるのである。



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