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おマヌケNHKの取材陣、遭難する [不祥事]

台風14号に関する取材において、NHK山口放送局の取材陣がとんでもないことを行った。国道が冠水し、取材車両が水没して救助を求める羽目になったというのである。つまり、遭難したということになる。それでなくても大変な時なのに、救助の手を煩わすようなことを取材陣が行うというのは大問題である。尚、これは、NHKに限らずマスコミ各社の天災報道に関する取材のあり方に問題があるということでもある。

ことが起こったのは、6日20:40頃、山口県岩国市の国道2号線が、台風14号の影響による河川の増水で冠水した。これによって車が立ち往生したと110番に通報。更に水かさが増して車両が水没したため、NHKのカメラマン(35)ら3人は車両の屋根に避難した。(この時の現場付近の水深は3m近くになったという。)それから約2時間半後、県警の機動隊員がゴムボートでやって来て救助されたという。

取材車両が行かなければ、少なくともこの3人を救助することは生まれず、その分、他の救助に人員を投入することができるのだから、言い換えれるとすると、NHKは「取材」の名前を借りてその地に住む被災者に迷惑をかけて危険に晒したということになる。無事に救助されたから良かったものの、こういう姿勢は責任を問われるべきである。

また、これに似たようなことがこの世界では繰り返されている。報道陣ということで、この手の取材陣は災害が起こった現場に行き、そこで撮影を行ったり、放送を行っている。しかも、台風の場合だと、強風と激しい雨の中に立ってレポートする。時には強風にあおられたりしている。そんな危ない環境の下に出向いて報道する必要があるというのか。(カメラマンは仕方ないにしろ、レポータはその場に写っている必要性はない。脇からレポートすることで十分である。)

どこかの報道陣に犠牲者が出ない限りは同じことが繰り返されるのだろうが、こういう業界の姿勢にメスを入れるべきである。(でも、各放送局は自分たちのことだから、この手の問題については報道することはしないだろうが...)



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