SSブログ

税金が上ります [時事ネタ]

衆院選での自民党圧勝は、選挙で語られることがなかった問題に対して確実に動き出した。それは税金についてである。(まあ、自民党に勝たせたのだから、「増税」を容認したことになる。よって、今更「増税反対」というのはおかしい。素直に受け入れなければならない。→自民党の策謀に引っかかった国民の責任である。)

1999年に導入された定率減税については、来年1月から半減することが既に決定しているので、これによる増税は既定路線であるが、これをどうするのかということと、消費税の税率がどうなるのかが焦点になる。(まあ、いずれもが官僚の描く筋書きに従って、2008年度からの実施、または2009年度からの実施は確実であろう。)

財務相は「小渕内閣の時に、当時の経済状況(景気低迷)を受けて異例の措置としてやった。整理する必要がある」として、減税打ち切りが基本路線との認識を表明しているが、忘れていることがあるではないか。どうして「定率減税」についてしか語ろうとしないのか。小渕内閣の時に行われたのは「定率減税」「法人税減税」「所得税の最高税率の低減」の3つをセットで行ったではないか。この政策が「異例の措置」というのであれば、この3つを全て廃止するのが筋である。つまり1999年の前の時点に戻すことにするのである。これについては、いつも机上の理想論ばかりを語っている共産党が口にしていたが、その主張が正論だということは疑う余地はない。

さて、賢い者は企業にしろ個人にしろ、これによって海外に脱出することを始めるだろうし、ますます悪循環に拍車がかかることになる。住みやすい国は何処なのでしょうか。そういうことを勉強しはじめようか、と思う次第である。



共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。