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琵琶湖環状線に向けて駅名改名へ [時事ネタ]

来年秋に予定されている琵琶湖環状線の開業に合わせて、大津市のJR湖西線・西大津駅を「大津京駅」に、雄琴駅を「おごと温泉駅」に改名する見通しであることが分かった。これは15日の大津市の9月定例市議会の一般質問で、市長が明らかにしたものである。

琵琶湖環状線は、現在は交流方式で運行している北陸線・長浜駅と湖西線・永原駅の間(29.5km)を直流化し、琵琶湖の周囲を走る東海道線、湖西線、北陸線を直流方式で統一して、琵琶湖を一周できるようにするものである。滋賀県がJR西日本に要望していて、直流化事業費の一部を負担していて、2006年秋までの完成を目指して現在工事が進んでいる。

これに合わせて、湖西線の西大津駅と雄琴駅の周辺住民らが「西大津駅周囲は5年余りの短期間で滅んだ都・大津京があった地域であり、改名で地元の歴史をPRし、観光客の誘客につなげたい」「雄琴は温泉がある地域と、ひと目で分かるように」などとして、それぞれ駅の改名を求めている。また、去年の2月市議会でも改名実現の請願が全会派一致で採択され、大津市はJR西日本に対し、改名の要望を続けている。

大津市交通・広域事業調整課は「改名に向け、JRからいい感触を得ている」と言い、来年度当初予算に駅名変更のためのJRへの負担金を計上する方針でいる。また、JR西日本京都支社は「地元からの要望を受け、現在、真摯に検討している」としている。

ということなので、駅名が変わることは実現しそうである。しかし、「大津京駅」はともかく、「おごと温泉駅」というのは何だというものである。確かに「雄琴」というのは難読単語であるだろうが、それをひらがなにしてしまうというのは、あまりにも安易な発想である。もう少し「雄琴」という名前に対して誇りを持っていてもらいたいところである。(ただ、市町村名にするのではないので、辛うじて許容範囲内という所である。)



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