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フグを自宅で調理して... [事故]

愛知県幡豆町の男性(51)が、自分で調理したフグの肝臓の刺し身を食べてフグ毒にあたり死亡した。これは、17日に友人が釣ったショウサイフグとみられるフグ1匹を譲り受け、自宅で調理し、18日夜に冷蔵庫に保管していた肝臓の刺し身を食べ、3、4時間後から唇のしびれなどの症状を訴えた。19日朝になって家族が119番通報したが、すでに亡くなっていたという。

フグの処理を行うにはフグ処理師の資格を取得していなければならない。この資格を取るためには専門知識が必要であり、通常の料理をするというようなレベルではなく、高度な技能を身につけていなければならない。(弁護士の試験に受かるとまではいかないにしろ、一夜漬けでは無理。)と言っても、資格が必要なのはフグ料理を提供する飲食店の調理師に対してであり、自分で食べる分を自分で処理をするのにも資格が必要とは言っていない。要するに、フグには毒があり、とても危険なものである、ということである。

この男性は、フグ処理師の資格は持っていなかったが、以前に自分でフグをさばいて食べることがあるという。ということは、素人が自分のミスによって毒にあたったということになる。過去はたまたま上手くさばけたと考えられる。当然、自分で処理をしようとしたからには、それなりの危険を覚悟の上でのことなのだろう。冷たいことを言うが、「自己責任」なのである。この男性には気の毒だが、教訓として頭に叩き込んでおく、というように自己保身のための知識としましょう。

尚、フグの毒が心配な場合、処理に自信がない場合は、自分で処理をすることをしないで資格を持った人にお願いしましょう。(この場合に毒にあたったら、治療費は請求できるだろう。自分で処理してあたったら、何もありません。)



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