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緊急着陸と生中継とマスゴミ [時事ネタ]

アメリカ・ジェット・ブルー航空機(バーバンク発ニューヨーク行き)292便(A320、乗員・乗客146人)が、前輪のトラブルによってロサンゼルス国際空港に緊急着陸した。(怪我人はなし。)

ここまでであれば、最近続発している航空機のトラブルの一つということで済んでしまう。が、今回のトラブルでは、マスコミが参入してきて、その様子を生中継するという事態に発展した。しかも、該当機の機内でも、そのテレビ放送が流されていた(着陸の時には流石に流されていない)というのだから、何を考えているのだろうか。

無事に緊急着陸することが出来、怪我人を出さなかったから良かったものの、ロス上空を旋回中に何かがあると、機内がパニックに陥る可能性があったことを否定できない。(乗客の知る権利を保護するためと言うのだろうか?)

また、着陸時、火を噴いて爆発炎上という可能性もあったが、それを生中継するとなると、最悪の惨事を生中継することになっていたかもしれない。そうなると、日本以上に五月蠅く言われている「残虐な映像」ということになっていたかもしれない。放送局はもっと考えるべきである。(だから「マスゴミ」と言われるのである。)

更に、この事故の報道に対して、日本のマスコミは相変わらず「乗客に日本人は…」ということに力が入っている。航空機は今では世界中の何処でも利用されているものであり、人類が利用する道具の一つである。その航空機に事故が起こった場合は人類全体がそれを受け止めて対処していかなければならないことである。また、この報道を耳にした日本人以外の人はどう感じるであろうか。(すでに、これを指摘している声もある。)世の中は国際時代になっているのに日本のマスコミは今だに国際化されていない。このままでは日本にはいつになっても「マスゴミ」しか存在しないことになる...



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