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BJ ~雪原のヴァイオリン [アニメ]

OP主題歌のゲスト・キャラは、ローテーション通りブラック・クイーン。(次回は如月先生で、5周り目が終わる。)今回の原作は「ストラディバリウス」。固有名詞をそのままタイトルにするのは問題があるのだろうか?こういう場合は「ストラディバリウス」という名前が出た方が、より物語が生きてくるだけに、ちょっと残念な改題であった。が、先週と先々週と比べると、実に重みのある物語となり、現在、「涙腺ゆるゆるモード」ということもあって、ちょっぴり涙が浮かんできた。
尚、BGMは『月光花』。BJの主題歌はやっぱりこっちの方が良い!(更に『シアワセがふえるより哀しみをへらしたい』『ひとつだけ』と続ける。)

BJとピノコが乗った飛行機が吹雪のために雪原に不時着。機内では一人の音楽家の老人・モロゾフがヴァイオリンの演奏を始め、パニックになっていた旅客たちは落ち着いていく。が、機体はクレパスに落ちそうということで、全員が近くの村へと避難することになる。但し、手荷物は機内に置いていくことと、機長の指示。BJは医療道具を持って行くことを訴えるが、医療用具はあるということから、BJはそれを諦める。しかし、モロゾフはヴァイオリンを体に縛り付けて持って行く。

乗客の中に酒が入った小ボトルを持ち出した輩がいて、その輩の手から風に飛ばされた小ボトルがピノコを襲い、風に飛ばされる。それを救ったのはモロゾフであった。しかし、ヴァイオリンを入れたケースは飛ばされてしまう。近くの村に着いた乗客たち、しかしモロゾフはヴァイオリンを探しに外に出る。BJがそれに気づいて探しに出ると、倒れていたモロゾフを発見する。凍傷になっていたモロゾフの手術をするために、飛行機に医療器具を取りに行くBJたち。しかし飛行機はクレバスに落ちてしまう。戻ったBJはモロゾフの手当をするが、凍傷になった指は切断ということになった。しかしこういう場合は報酬を口にしないBJ。人情味のあるいい物語でした。

そういえば、映画「007/リビング・デイライツ」では、ヴァイオリンではなくチェロであるが、そのチェロが入った鞄を持って、ボンドとヒロインのカーラが雪山を逃げるシーンがあった。こちらは追っ手に追われる中の逃避行ということで、今回のBJの状況とは全く異なるものであり、鞄をそりの代わりに使ったりしていた。命あってのものとは言うものの、ちょっと気になる所である。やはり楽器は生き物であり、大切に扱わなければならないものである。また、「本当に大事な物は手から放してはいけない」というモロゾフの言葉、ジーンとくる言葉である。

月光花

月光花

  • アーティスト: ジャンヌダルク, yasu
  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2005/01/19
  • メディア: CD
シアワセがふえるより哀しみをへらしたい

シアワセがふえるより哀しみをへらしたい

  • アーティスト: 黒川芽以, BANANA ICE, 矢野顕子, 斉藤英夫
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2005/08/17
  • メディア: CD



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