RYUKENDO #9

先週は「囲碁」の放送のため、テレビ大阪は放送がなかったということで、今週は一気に2本立ての放送となったが、いつもの放送枠ではテレビ東京と同じ内容ということで、キー局よりも一週間進んでいるという不思議な状態になっている。（こういう形で一挙放送というのも悪く無いのだが、日曜日は特撮番組のラッシュだから、少し考えてもらいたいのが正直なところです。）
尚、前話に引き続いての連続放送ということで、BGMはどうしようかと思ったが、物語の内容があまりにも違い、いつもの路線になっているということで、今回はコメディ映画「ホットショット」のサントラ盤をBGMにした。

町に、突然巨大な像が出現する。動き出す気配がないということで、SHOT基地では左京がのんびりしている。（というよりも、前回の疲れが残っているというように思える。何せ、前話からの連続放送ですから...）剣二と不動はその像を調べるため、サンプルを取ってこいという指示を受ける。が、ゲキリュウケンが剣二に対して口出しを。コングキーを使ってと思ったら、いきなり口出しである。が、結局はそれに従ってファイヤー・モードを経由してからファイヤーコングを使うが、像はビクともしない。で、ファイナルキーを使おうとする剣二。だが、ゲキリュウケンがまたも口出しを。まあ、剣二はまだ半人前ということで、色々と口を出したいというゲキリュウケンの気持ちも分かりますが...

一方、商店街の人々は、その像を観音様として、商魂を出してワッペンだ、バッチだと言っている。でも、これぐらいの根性をしていないと、魔物の町で生活することは出来ないでしょうが... それにしてものんびりしたというか、たくましい人々である。

波動を捕らえ、何かが起こると検知したが、それは像に鼻が出来たことだった。→そういう路線ですか。こうなると、前話のいい物語も吹き飛んでしまいます。（というより、前話が特別ということか。）

結局、剣二とゲキリュウケンは喧嘩という事態になる。（でも、喧嘩というよりはコントである。）が、口が出来た像は音波を発し、それによって人々が苦しみ出す。

基地に戻った剣二はゲキリュウケンの過去を知る。それは発掘されたものだったということ。（でも、こういうのって、仲直りへの伏線だと言うことが見え見えで...）また、記憶喪失ということで、どうしてそういう状況になったのかは分からなかった。

また、あけぼの寺の鐘の音が、像のはっする音波を中和するということが判明する。確かに、音波が打ち消し合うという現象は実際にあるが、これは位相が逆になっているからである。像の音波が人々に苦痛を与えるというのであれば、位相が違う鐘の音も、人々に苦痛を与えるということになるはずなんですが...(また、位相によっては、倍に強まる可能性だってある。)→まあ、このあたりは「魔法」ということと、フィクションということで目をつぶるとしても、筆者の専門分野に関係するものが登場となり、理屈と合わないとなると、一気に熱が冷めてしまう...

剣二があけぼの寺の鐘を連打することで、謎の音波は停止し、リュウガンオーが像を攻撃する。ツカイマたちが剣二を襲うが、そんなことをするのなら、鐘を破壊することを考えたらいいのに...

ゲキリュウケンが復活し、ツカイマたちを撃破した剣二。苦戦するリュウガンオーに加勢する。弱点は額の文字（これで思い出したのが「スケバン刑事３」）ゲキリュウケンのアイデアでファイヤーコングの怪力で飛び上がったリュウケンドーが像を斬り、ジ・エンド。

ここに来て、ようやく新装備の追加は無かったが、それだけ登場させても玩具の売り上げは比例しませんからね。で、ラストはいつものテロップ「また来週」やはり、こちらの方が落ち着きます。

 

ホット☆ショット

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: サウンドトラックリスナーズコミュニケーションズ
• 発売日: 1991/12/01
• メディア: CD

↑サントラ｜映画DVD ↓

ホット・ショット

• 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
• 発売日: 2005/10/28
• メディア: DVD

 

↓とりあえず「スケバン刑事３」の第1巻をピックアップしておきます。

スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇(1)

• 出版社/メーカー: 東映
• 発売日: 2004/08/06
• メディア: DVD

 

スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲

• 出版社/メーカー: 東映
• 発売日: 2005/06/21
• メディア: DVD

 

やっぱり「スケバン刑事」と言えば、スカートは長くなければ...(復活する4代目は膝上のスカートということですが、そんなのは「スケバン刑事」ではない！)