SAZER X #23 [特撮]
今回はレミーとゴルドの活躍編であるが、「パートナー」という言葉がキーワードとなっている物語。ということで、今回のBGMはダ・カーポの「ベストパートナー」をチョイスしてみた。でも、結局はブレちゃんが美味しいところを持っていった...
前回負傷したシャーク隊長は意外と重症でしばらくは絶対安静。ということで、レミーが実質的にリーダーとなっているが、ゴルドが良いことを言ってくれます。組織というものは、結局はゴルドのような縁の下の力持ちがいるからこそ成り立つものでもあり、いくらトップが優れていてもその組織は上手く機能しない。そういう意味で、ネオデスカルとの組織の対比ということが上手く描かれていました。
ガレイドが自ら出撃ということで、そろそろ新しい指揮官に交代するための準備と言った所でしょうか(?)少しは指揮官らしく、作戦を成功させないと、単なる影の薄いお笑いキャラで終わってしまいますからね...
拓人、アド、ケインの3人はコスモカプセルを探しているが、アリゴードによって敗れ、囚われの身となってしまう。で、人質とコスモカプセルの交換を要求する。「作戦としたら悪くない」とはジャッカル。しかし、ブレちゃんは気に入らない。(武士道精神の持ち主で、既に実質的な(影の)主役としたら、曲がったことが嫌いでなければ...)また、その影響もあるのか(?)、囚われの拓人はガレイドに対して「よっぽどの臆病者だな」と、主役のお笑いコンビは離れていても息のあったところを見せてくれる。
レミーは拓人たちの救出作戦を実行しようとするが、何処にいるのかが分からない。そこに、ブレちゃんからの通信が入り、拓人たちの居所を知らせてくれる。強がったことを言っているが、実際はレミーが怖いから、ゴマをすって点数を稼いでおこう、という考えも多少なりあったりして...?
レミーはブレちゃんから教えられた場所に向かう。が、ゴルドやアイン、ツバインも動いていた。やはり「パートナー」(というよりも、ここは「仲間」と言った方がいい)です。で、「ミッションX」(そんな大袈裟なものですかねぇ?)が開始となる。
侵入すると、侵入者検出用の赤外線をよけながら進むゴルド。でも、ダンスを踊っているようにしか見えない。アインとレミー、ツバインもそれぞれ侵入する。それにしても、「火藥庫」って、何も難しい漢字を使わなくてもいいと思います。が、見張りすら置いていないというバカなことをしていたため、レミーがそれを利用する。
1時間の猶予を与えたことを公開しているガレイド。悪のボスとしたら、あまりにも余裕がない奴です。で、結局はレミーたちは拓人たちが捕らわれている所に潜入成功となり、救出に成功する。→ガレイドって、口だけで、結局はこいつもお馬鹿幹部でしかなかった...
拓人たちは変身し、バトル開始。アリゴードが持っていたコスモカプセルがレミーの活躍によってアリゴードの手を離れて地面に落ちた所から、その争奪ゲームがスタートする。ラグビーのスクラムのようなことをやったり、パスしての追いかけっこ。こういうのは「ゴレンジャー」のゴレンジャー・ハリケーンで、ゴレンジャーと敵怪人&戦闘員が奪い合いをしていたのを思い出しました。
レミーの活躍もあって、コスモカプセルを取り戻し、アリゴードも倒した。「艦長をサポートするのが私たちクルーの仕事」とは言うものの、レミーについては、これは「副業」で「正業」は「拓人のお守り」という感じが消えないのですが...
↓「ゴレンジャー」は初巻と最終巻をピックアップしておきます。
↓「相棒」ということでは、こういう作品は如何?
F.B.EYE 1st SEASON BOX 2nd Half 相棒犬リーと女性捜査官スーの感動! 事件簿
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2003/10/22
- メディア: DVD
↓「パートナー」ということでは、このシリーズは絶対に外せません。
3将軍がバカなんだから、子孫であるガレイドもバカなのはしょうがないですね。
でも、お笑いのセンスは引き継いでないみたい。
by 雨 (2006-03-30 18:40)