SAZER X #26

「Xデー」まであと1日ということになり、緊張感が高まってきた物語。今回はレミーとカプセイザーG2の物語で、ヒロインの優しい心が分かるということで、ヒーロー作品では定番の物語でもある。ということなので、今回のBGMは「ヒロイン」つながりから戦隊シリーズのヒロイン・ソングを集めた「桃色闘志」とした。

ガレイドに対して最後通告が行われ、ネオデスカルが全軍挙げて地球にやってくることになった。が、その通信をジャッカルが盗聴している。いくらネオデスカルの指揮下にあるとはいえ、そんな簡単に盗聴されていいのですかねぇ？（ガレイドもやっぱりオバカということになる。）一方、拓人たちも「Xデー」が明日ということで緊張感が高まっている。そんな中、レミーはG2のスペックアップ作業を行っている。で、それが終了すると、テープで止めている。って、夏休みの耕筰の宿題の修理ですか？で、G2の生みの親はレミーだということを知った拓人。更に、名前の由来は「ガイバスター2世」ということで、それはシャーク隊長の名前からだった。

アクアルはグローザが残した秘密兵器がないかと、グローザが出入りしていた秘密部屋の中を探している。が、ガレイドも同じ考えであり、秘密兵器を探しにやってくる。ということで、やっぱり祖先と子孫は考え方も同じなんですね。で、コスモカプセルを発見する。で、コスモカプセル反応を検知した拓人たち。アドは「罠だ、コスモカプセルはもう出そろっている」と冷静であったが、3人は反応があった場所に行く。

そこにはネオデスカルの雑魚兵たちが待っていたが、簡単に倒してコスモカプセルを手にした拓人たち。アドが言うように「簡単すぎる」と思っていたらガレイドが登場。「そいつを返してもらおう」と、分身して3人の相手をする。が、それではということで分身を解いて1対3で相手をする。この時「チッチッチッ」と「快傑ズバット」の早川健の口癖を行う。→先週の「ボウケンジャー Task.6」では例の有名な台詞（の変形）はあったが、これが無かったということで、それを受けてのこと何でしょうか。（何せ、ここでは「日本では二番目だ」という台詞が無い。）ということで、戦隊との巧みな連係プレーを見せてくれる「セイザーX」です。

その戦いに加勢しようとシャーク隊長は装着しようとするが、そこにジャッカルが現れる。このジャッカル、本当にシャーク隊長だけしか見えていないが、ここまでもシャーク隊長を狙って現れるとなると、これは「バイオマン」に現れたシルバが「バイオ粒子反応あり」と言って現れるのと同じである。ということで、ここにも「戦隊」に対する拘りを見せてくれる「セイザーX」です。

拓人たちはコスモカプセルを互いにパスしながらガレイドの攻撃をかわしているが、ガレイドの猛攻の前に、拓人の手からコスモカプセルが離れて地面に転がる。が、ここでG2がそのコスモカプセルを転送して事なきを得た。が、それを見ていたガレイドは高笑いを始める。一気に攻撃をということで拓人がコスモカプセルを呼ぼうとするが、G2の様子がおかしくなってしまう。それはグローザの置きみやげであり、ニセモノのコスモカプセルであった。で、ガレイドと拓人たち3人、G2はニセモノのコスモカプセルのウイルスと、シャーク隊長とジャッカルという3つの戦いが平行した形となるが、ここで真打ち・ブレちゃんが「戦うしかないのか...」って、あまりにも美味しい所をかっさらってくれます。

アドはレミーにG2を連れてくるように指示を出す。で、G2を抱えたレミーに向かって「G2を破壊する」と言って銃を向ける。で、ここからがレミーとG2のドラマのクライマックスへ。レミーが流した涙の雫が（2滴も）、最初にレミーが貼ったテープの上にしたたり落ちる。（ここでG2が正常に戻る、というのだったらばよくあるパターンの物語になってしまうが、）G2は元に戻らない。で、ガレイドが「そいつがグローザが言っていたロボットか」ということで、ガレイドはコスモカプセルを一気に奪う気でいた。で、レミーはピンチに。ガレイドが投げた槍がレミーを襲うが、寸前の所で槍は跳ね返された。それは政治様に戻ったG2が守ってくれたのだった。（ということは、やっぱりレミーの涙が遅効性の特効薬となったのか... →「涙の雫」ということで、ここも「ボウケンジャー Task.6」の「水滴の雫」を受けている。が、「雫」ということでは「うるむ、悪の雫」「私の泪で溺れなさい！」という決め口上のある「銭形泪」に繋がる。ということで、「超星神シリーズ」の他作品を引っ張る姿勢は相変わらず凄いものです。）

一方、シャーク隊長とジャッカルとの戦いも、シャーク隊長が優勢になり、「これ以上戦うならば、お前を斬る」との発言。が、ブレちゃんがまたも美味しいところを持って行くように二人の間に入る。シャークがネオデスカルを裏切るとき、ジャッカルを連れて行かなかったのは、連れて行ったらジャッカルも裏切り者になるからということだったが、何だかんだでブレちゃんは分かっていたのでした。（流石は裏の(いや、実質的な)主役！）

で、日付が変わり、いよいよ「Xデー」がやってきた...

 

「桃色闘志」スーパー戦隊ヒロインソング・パーフェクトコレクション

• アーティスト: TVサントラ, 堀江美都子, ユウリ(勝村美香), 巽マツリ(坂口望二香), 朝川ひろこ, 大木理紗
• 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
• 発売日: 2001/05/19
• メディア: CD

東映ヒロインMAX Vol.3

• 作者:
• 出版社/メーカー: 辰巳出版
• 発売日: 2006/03/09
• メディア: ムック

ヒロイン危機一髪!! vol.6 (6)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 大洋図書
• 発売日: 2006/03
• メディア: ムック

ヒロイン危機一髪!!―テレビ・映画の美少女ヒロイン満載!ビジュアル&データベースマガジン! (Vol.1(2003))

• 作者:
• 出版社/メーカー: 大洋書房
• 発売日: 2003/05
• メディア: 単行本

↓「銭形泪」はこちらです。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

• 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
• 発売日: 2004/10/22
• メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

• 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
• 発売日: 2005/02/25
• メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

• 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
• 発売日: 2005/06/24
• メディア: DVD

快傑ズバットBOX

• 出版社/メーカー: 東映
• 発売日: 2004/09/21
• メディア: DVD

これもピックアップしておきます。（3巻が4/14、4巻が4/28に発売となります。）

超星艦隊セイザーX(1)

• 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
• 発売日: 2006/02/10
• メディア: DVD

超星艦隊セイザーX Vol.2

• 出版社/メーカー: マーベラス エンターテイメント
• 発売日: 2006/03/17
• メディア: DVD

超星艦隊セイザーX Vol.3

• 出版社/メーカー: マーベラス エンターテイメント
• 発売日: 2006/04/14
• メディア: DVD

超星艦隊セイザーX Vol.4

• 出版社/メーカー: マーベラス エンターテイメント
• 発売日: 2006/04/28
• メディア: DVD