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Boukenger task10 [特撮]

先週の続き。「ボウケンジャー」では初の一話完結とならなかった物語の続きであるが、更に大きく物語は展開していくことになる。(話数も二桁に乗ったので、そろそろ最初の敗北の時期になりますが...)一気に行きます。(尚、BGMは、こういう場合はオーソドックスに本作の主題歌です。何せ、現時点だと、TVサントラのリリースもまだですから...)

対になっている人形の片方をダークシャドウに奪われてしまったものの、残る一体を持って帰還したボウケンジャーたち。だが、それはプレシャスではなかった。でも、ミスター・ボイスは「ある意味それ以上に危険なもの」だと言う。が「最重要機密」ということで、多くは語らない。で、「もう一体を回収し、2体とも消却せよ」と命令を下す。菜月は和子との約束で「人形を守る」としたため、心は揺れる。そんな中、ブラックはダークシャドウと接触した人間を、ブルーとピンクは人形を調べることに。

その頃、リュウオーンは大邪竜ザルドの用意をしていたが、そこにガジャが姿を現す。で、思惑が見え見えであるが、奪った人形を手にしていて「手を組む」という話になる。→このように敵が手を組むというのは「戦隊」では初めてですね。

一方、人形を調べているさくら姉さんは、「消却しなければならないものではない」という結論を出し、菜月が嬉しそうな表情を見せる。が、人形の着物の中から何か地図のようなものを発見したレッド。また、その頃、ガジャも人形から地図を取り出していて、それはサージェスが何としても隠したい宝だということであった。

レッドは、「時間だ、人形を消却する」と言うと、嫌がる菜月を振り払い、人形を手にして「ただの人形だった」と言って、人形を持ち去ろうとするが、ブルーはレッドに疑惑を感じる。さくら姉さんは「チーフを侮辱するのは止めなさい」と、チーフのことを信頼していることが分かります。で、レッドの後を追った3人は、レッドが人形に火を付け、燃えている所を目にする。「酷いよ~」と菜月、しかし「命令だったんです。従うのが、当然です」と、さくら姉さん、でもちょっと複雑という表情をしている。そこに、さくらはブラックと合流、青&黄は基地で待機、とレッドが指示を出すが、これによってボウケンジャーの中に不信感が芽生える。→「不信感」ということは歴代戦隊でもお決まりのパターンです。

ブラックと合流しようと外に出たさくら姉さんは、ブラックが街中のベンチに座って雑誌を読んでいる姿を発見する。「何、さぼっているんですか?」とちっょとカリカリしている。(やっぱり真面目なさくら姉さん)しかし、ブラックはそんなさくらの心を見抜いていた。「あいつは気持ちが分からない奴じゃない」と言うことで、何か考えがあることを感じていた。で、ダークシャドウと接触した男がビルから出てくる。で、「サボっている訳じゃないぜ」と言うと後を付け始めるブラック。が、さくら姉さんは走って男を追っていく。(この時点で何かやってくれそうという期待が持てました。)

基地では菜月が泣いている。ブルーは菜月が好きなココアを入れて、菜月に渡す。が、ブルーはサージェスに対して完全に不信感を持っていた。そこに菜月の携帯に和子からの電話が入り、腕輪について大切なことを思い出した、ということで、人形を持ってきて、と呼び出される。で、人形が燃やされたとは知らない和子には会えないという菜月、しかも基地で待機という命令があると菜月。だが、「命令に従うのはチーフだけでいい」と言ってブルーが一緒に行く。

牧野はどうやらレッドの考えが分かっているようであった。レッドは何かあったら後を頼むと言って出て行く。→やっぱり「人格者・レッド」の王道というパターンで、こういうレッドは初期戦隊のレッドでは当たり前でしたが、最近はこういうレッドがいなかっただけに、かえって新鮮に見える。(今回の30戦隊大全集にも絡めて、夢の発明で色々とあったダイナレッド(「ダイナマン」)に捧ぐということにします。)

和子と会った菜月と蒼太。和子は「人形は?」と尋ねる。「あなたの過去はあの人形と関係している」と言うが、「ごめんなさい、おばあちゃん」と頭を下げる菜月。で、蒼太も頭を下げて「実はあの人形、焼けてしまったんです」と正直に話す。「焼けた?」と和子。

さくら姉さんは「何の目的でダークシャドウと接触した?」と激しい口調で男を問いつめていた。(それにしても迫力あるさくら姉さんです。ブラックも「今、機嫌が悪い」と言って恐れている...)が、男は記憶がなかった。で、男の手にゴードム文明の紋章があることに気づいた。

和子も「燃やしただと...」と菜月に襲いかかるが、その手にはゴードム文明の紋章があった。そこにさくら姉さんと真墨が合流。「失礼します」と言ってさくら姉さんは和子を気絶させる。さくら姉さんは和子の手のゴードム文明の紋章に気づいていたのだった。(それにしても、正義感が強く、礼儀正しいさくら姉さん。大食いといい、知的なところといい、これであと「嘘泣き」をしたら、銭形泪ちゃんと完全にキャラがダブります。(でも、「嘘泣き」は絶対にしそうにはなさそうですが...))

そこにガジャが姿を現し、「人形は?」と拘るガジャ。「人形は燃えてしまった」と蒼太が答えるが、ガジャは「地図を燃やしただと...」ということで、リュウオーンのことを「陛下」と言うとリュウオーンが姿を現す。(ガジャの言い方、人を操ろうとする場合の心理を巧みについていますね...)で、ゴードムとジャリュウ一族が手を組んだことを知る4人。両軍がボウケンジャーに襲いかかり、ブルー&イエローはピンチに...

そこにレッドが助けに入る。(これは「オーレンジャー」1話でピンチの4人を救いに来るオーレッド以来と言ってもいい、レッドのカッコイイ登場です。(「オーレンジャー」に捧ぐ。))

「まとめて倒す良い機会だ」と言って、レッドは反撃に出て、リュウオーンを追いつめるが、ガジャの腕が伸び、一転してピンチに。が、そこをブラックが助ける。「Good Job!」と言うレッド。しかし、ブルーとイエローは... が、レッドはそれに構わずにデュアル・クラッシャーで攻撃に出ようとする。ブルーとイエローが加わらなかったことで威力がいつもより落ちていたこともあり、リュウオーンがそれを蹴散らす。で、大邪竜ザルドを呼び出し、一気に巨大ロボ戦に突入。(ガジャまでがザルドの中にいるというのがポイントです。)ドリルとミキサーを呼んで対抗するボウケンジャーだったが、ザルドとは膠着状態に。そこにもう一体の大邪竜ギラドが現れる。2対1の戦いとなり、不利なボウケンジャー。で、クレーンとショベルを呼んで更に武装しようとするが、2体の大邪竜の攻撃を受けてクレーンとショベルは動作が停止してしまう。更に攻撃を食らって窮地に追い込まれるボウケンジャー。ピンクは「一旦退却」を口にする(冷静な判断です)が、「地図は取り戻さねばならない」とレッド。(冷静さを失って突っ走っている...)ということで「地図」と言ったことにブルーが反応する。で、いよいよ仲間割れ状態に...

ザルドとギラドの猛攻により、ダイボウケンは捕らえられてしまう。で「総員退避」という命令を下すレッド。(物語も10話になると、やっぱり最初の敗北がやってきました。)ザルドがダイボウケンを引っ張っていき、地図が示す島に向かうガジャとリュウオーン。変身を解除したボウケンジャーたちはそれを呆然として見ているだけだったが、そこにレッドの姿はなかった...(ということは、この物語、更に続くという巨編となります。)

30戦隊大全集。7回目の今回は「科学戦隊ダイナマン」。とにかく「爆発!」ということが派手に使われていました。(今回の物語での「敗北」に合わせてコクピットで爆発させるなんて、考えていたのでしょうね...)尚、戦隊でお馴染みの色爆発が演出に上手く取り入れられていましたが、これは「ダイナマン」が初登場ではありません。当初のデザインのダイナマンのコスチューム(野球のユニフォームという感じだった)でも面白そうだったのですが... また、本作では、戦隊シリーズではお楽しみの一つである「敵・女性幹部」(=「悪の華」)に注目が集まり、「デンジピンク」「ゴーグルピンク」「ダイナピンク」と共に、今日まで続く戦隊ヒロインのブームのきっかけにもなりました。「王女キメラ」のアニメチックなデザインは秀逸ですね。

 

轟轟戦隊ボウケンジャー主題歌

轟轟戦隊ボウケンジャー主題歌

  • アーティスト: Nob/サイキックラバー, Nob, 岩里祐穂, 京田誠一, サイキックラバー, 大石憲一郎
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/03/08
  • メディア: CD

↓5/24発売です。

轟轟戦隊ボウケンジャー プレシャスアルバム オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/05/24
  • メディア: CD
↓今週の「歴代戦隊」
<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 科学戦隊ダイナマン

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 科学戦隊ダイナマン

  • アーティスト: MoJo, こおろぎ’73, 小池一夫, 京健輔
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/03/22
  • メディア: CD
〈ANIMEX 1200シリーズ〉 (41) 科学戦隊ダイナマン (限定盤)

〈ANIMEX 1200シリーズ〉 (41) 科学戦隊ダイナマン (限定盤)

  • アーティスト: TVサントラ, MOJO, こおろぎ’73, コロムビア・オーケストラ, 小池一夫, 京建輔, 砂原十吾, さがらよしあき, 吉村浩二, 八手三郎
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/03/27
  • メディア: CD
科学戦隊ダイナマン SONG

科学戦隊ダイナマン SONG

  • アーティスト: TVサントラ, MOJO, こおろぎ’73
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1996/08/21
  • メディア: CD
↓記した以上はやはりピックアップします。(そういえば、松金さんがBOX-2に収録されている第20話にゲスト出演されています。)
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

↓「重要機密」「不信感」など、今週のキーワードからピックアップしてみました。

暗号化によるセキュリティ対策ガイド―コンピュータ犯罪者から重要機密や個人情報を守る

  • 作者: 笠野 英松, ピート ロッシン
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 単行本


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