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SAZER X #35 [特撮]

「シャーク隊長が宇宙海賊の末裔?」ということから、今回はキャラの秘密が分かるという物語。しかも'70'sヒーローに多く見られた「自己犠牲型ヒーロー」という物語に益々突き進んでいきます。また、全38話なので、今回が終わるとあと3回ということもあって、クライマックスに向けてラストスパートです。ということでBGMだが、今回の物語は「生い立ち」ということがポイントなので、壮大なスペース・オペラである「スター・ウォーズ」でも出生の秘密ということが物語の縦糸になっていた「エピソード6 ジェダイの帰還」(公開当時は「ジェダイの復讐」というタイトルでした)のサントラ盤としてみました。

「宇宙海賊の末裔」ということを認め、「水属性の血が入っている」と語るシャーク隊長。未来が変わったら存在が消えてしまう、ということを知ってショックを受けるレミー。が、それは覚悟の上とシャーク隊長。(それにしても、シャーク隊長の死亡フラグがあまりにも強調されている。が、こうなってくるとクライマックスに用意された大ドンデンを隠そうというような気もしてきます...)

ダークアルマーの完成まであと2、3日。しかしネオデスカルはあと1日で完成させろと言う。で、サイクリードの存在が気になっている。そのサイクリードは安藤家の庭で、ブレちゃん&アクアルとの間で漫才トリオを再結成。春子さんと由衣ちゃんはお茶と団子でおもてなし。「お構いなく」と言うブレちゃんだけど、アンタが一番馴染んでいて、しかも仕切っている... 「ここなら、サイクリードは元に戻るかも知れない」とブレちゃん。「普通の家じゃない。何があると言うの?」とアクアル。そこからは漫才をやっているが、「私は、自分の居場所が欲しいだけよ」とアクアル。で、ブレちゃんとの会話は一転してシリアル路線に。が、サイクリードは洗濯物のシーツを被って「翼が欲しい!」ということで、この漫才トリオは完全にパワーアップです。

レミーは元気がない。拓人はシャーク隊長の使命に燃える気持ちも理解していて、レミーのことを心配するが、シャーク隊長が父親かもしれないと思っているレミーは、自分も消えるということを何処かで覚悟している様子。

味スタ(やっぱり今はサッカーなんですね。以前だったら野球だったのに...)に敵(ディバイダー)が出現。しかも同じ姿をした奴が大量にいる。が、分身ということを直ぐに見抜いたセイザー・チーム。しかし、本体を見抜けないで苦戦。が、レミーのおかげで分身は消えるが、レミーは負傷を...

安藤家、庭では漫才トリオが健在であり、相変わらず賑やかだが、それ以外はシリアス路線です。レミーは左腕を吊っていて、拓人から「何、無謀なことしてるんだ?」と責められている。が、「どうせ消えるんだから...」と達観した様子。が「お前は消えない」とシャーク隊長が現れ「お前の父親ではない」と言う。が、レミーは自分は誰なのか、もう限界に達していた。で、宗二郎が「話してやれ」ということで、今がその時だと言うが、「命だけは粗末にしないでくれ」と言うだけで話してくれない。

で、結局は宗二郎が口を開く。1960年にシャークと出会った時、幼いレミーが側にいた。戦艦が不時着した場所にいたということだったが、レミーはその山の中にある養護施設で暮らしていた。シャークに懐くレミーだったが、不治の病で余命は3年、その時代では絶対に治らない病気だった。で、未来に連れて行った。で、病気が治ったレミーが2005年に行く任務に志願してシャークの前に再び現れたということだった。(病気のために装着に耐えられない体になっていた、ということで、レミーの「装着」は無かったのでした。)ということで、レミーは地球人(しかも、これだったら、1950年前後の生まれということになりますね。→年齢的には拓人の親という年齢になっちゃいます。)
庭の漫才トリオはサイクリードの口を塞ぎながら、宗二郎の話を聞いていた。で「そもそも、宇宙海賊さえ来なければ...」とブレちゃんはお怒りモードになるが「あたしたちでしょ、それ」とアクアルもすっかり漫才トリオのメンバーに戻っていて、ツッコミを忘れない...

再び町に現れたディバイダー。分身の術で大量にいる。それに立ち向かうシャーク隊長は「お前らの目的はいったい何だ?」と言うと装着。で、バトル開始。そこに拓人たち3人も参戦し、本体を見抜き、一気に撃破。で「目的を達成するまで、命は大切にしてくださいよ。シャーク隊長」と拓人。→何だか、本当にいいチームになりましたね...

安藤家、ブレちゃんはいつものように洗濯物を相手にしている。そこにアクアルがやってきて「あんたは不器用ね」と言うと、洗濯物をたたみ始める。で、ブレちゃんの気持ちも少しは分かったと言うことで、完全に自分を取り戻している。ということで、今後は何だかんだで、洗濯係はアクアルの役目になるのでしょうね...

一方、ネオデスカルの方は、ダークアルマーが完成したということで、いよいよ最終決戦へと突入ですね。

セイザー・チームの結束は一段と強くなり、ヒューマン・ドラマをたっぷりと描いた今回の物語は、バトル・シーンが少ないこともあり、ちょっと異質な感じの物語だったが見所満載でした。(でも、「お涙頂戴路線」とするには一部の役者さんの技量が伴っていなくて...)が、漫才トリオ・宇宙海賊の完全復活&パワー・アップの方もしっかりとアピールしていて...

 

スター・ウォーズ 「ジェダイの復讐」

スター・ウォーズ 「ジェダイの復讐」

  • アーティスト: サントラ, ロンドン交響楽団, ジョン・ウィリアムズ
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 1997/05/21
  • メディア: CD

スター・ウォーズ エピソードVI ジェダイの帰還

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/11/17
  • メディア: CD

 

スター・ウォーズ トリロジー リミテッド・エディション (初回限定生産)

スター・ウォーズ トリロジー リミテッド・エディション (初回限定生産)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2005/11/23
  • メディア: DVD

スター・ウォーズ コンプリート・セット (Amazon.co.jp仕様)

スター・ウォーズ コンプリート・セット (Amazon.co.jp仕様)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/05/26
  • メディア: DVD

↓先日発売になりました。

劇場版 超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち

劇場版 超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2006/05/26
  • メディア: DVD

超星艦隊セイザーX Vol.4

超星艦隊セイザーX Vol.4

  • 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメントLDC
  • 発売日: 2006/04/28
  • メディア: DVD

↓まもなく発売になるのはこちらです。

テレビ東京系特撮ヒーロードラマ 超星艦隊セイザーX 音楽集(下)

  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメントLDC
  • 発売日: 2006/06/23
  • メディア: CD

超星艦隊セイザーX Vol.5

  • 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメントLDC
  • 発売日: 2006/06/09
  • メディア: DVD

超星艦隊セイザーX Vol.6

  • 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメントLDC
  • 発売日: 2006/07/14
  • メディア: DVD

超星艦隊セイザーX Vol.7

  • 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメントLDC
  • 発売日: 2006/08/04
  • メディア: DVD

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