Boukenger task19 [特撮]
ゴルフ放送のため、ここの所は隔週放送となっている「ボウケンジャー」であるが、今回は第六の戦士の登場の物語であると同時に、「ゴレンジャー」から数えて、戦隊通算1500話となる記念の物語でもある。ということで、今回のBGMは3枚組である「スーパー戦隊シリーズ全主題歌集 Eternal 5 Colored Spirits」としてみました。(でも、これには「ハリケンジャー」までしか収録されていません。尚、8/23に「スーパー戦隊シリーズ30作記念 スーパー戦隊シリーズ 全主題歌集」が発売されますが、これには「ボウケンジャー」まで収録されるでしょう。尚、これは3枚組のCDです。)
牧野が帰ってきた。で、いきなりゴーゴーチェンジャーと新しい3台のマシンを紹介する。ということで、前者は第六の戦士用ということは分かりますが、3台のマシンが加わることで、ついに13台ということになり、「親泣かせ」というイジメ作戦を更に進めるサージェスです。
そのサージェスは、プレシャス技術を人類に役立たせる計画である「サージェス・レスキュー計画」を進めていて、これは災害や凶悪犯罪に立ち向かうための装備という。→「レスキュー」ということでは「ゴーゴーファイブ」がそういう戦隊でしたが、これは巽博士の個人組織(後に公的組織として認められた。)であったが、サージェスがバックにいるボウケンジャーはそれとはバックが違います。また、戦隊もメタル・シリーズの「レスキャーポリス」のエッセンスをここで追加ということで、更にパワーアップする戦隊ですね。
また、チーフにはレスキューへの移動を考えていたということで、ボウケンジャーを辞めるという話がここに繋がりました。で、ミスターボイスは「レッドくんに断られた」ということで、サージェス・レスキューの計画は延期とした。また、チーフは新たなゴーゴーチェンジャーを預けてみたい奴がいる、ということで、高丘の元に、だが、他のメンバーは反対。「あんなオレ様野郎に」というブラックくんの言葉は単なる個人的な感想と受け取られるが、さくら姉さんの「チーフ、無茶です」という言葉には重みを感じます。が「まあ、見ていてくれ」とチーフは高丘にボウケンジャーにならないかと話し出す。(戦隊で、メンバー勧誘というのは実に珍しいことですが、「ジェットマン」の第1話を何となく思い出させてくれます。)しかし、高丘は拒否。
そこに久しぶりにガジャが姿を現した。そして、ゴードム・エンジンを埋め込んだガイ(クエスター・ガイ)とレイ(クエスター・レイ)が現れる。 (「倒したはずです」というさくら姉さんの反応がいい...)直ぐに変身するも、歯が立たない。で、ボロボロにやられるボウケンジャーと高丘。そしてガジャがレッドにゴードム・エンジンのことを語る。あの「ジョルダーナのノート」からパラレル・エンジンの原理を理解して、逆転させたアンチ・パラレル・エンジン(ゴードム・エンジン)を開発し、ガイとレイに埋め込んでクエスターを生み出したのだった。ということで、ガジャって頭は良いんですね。
ボウケンジャーは変身解除してしまいボロボロにやられるが、高丘が立ち向かっていくも、ガイとレイはアシュではなくクエスターになっていて、アシュの弱点である錫杖も通じない。で、それを破壊されてしまった。そして、ガイとレイはガジャを無視して引き上げてしまう。ムッとするガジャだったが「もういい、これがクエスターのデヴュー戦だ」と言う所は負け惜しみの強い所です。→でも、これがいずれは仲違いする原因になるのでしょうね...
基地に戻ったボウケンジャーたち。気がついた高丘に「寝てなさい、勝手に動かないで」とさくら姉さん、やっぱり杓子定規という発言。錫杖は粉々に破壊され回収不能だったと知ると「あれが無いと...」と高丘はキバが生えてアシュに。でボウケンジャーたちに襲いかかるが、さくら姉さんの一撃で高丘を縛り上げる。→ここではロープでしたが、これが赤いリボンだと銭形舞ちゃんだ...(やはり、さくら姉さんは銭形姉妹を思い出させてくれる...)
アシュと戦うには高丘 の力が必要だとして、高丘について調べることにしたボウケンジャーは、高丘が生まれた家にやってきた赤、青、黄の3人。菜月が鏡の中にのみ姿が現れる女性と遭遇。彼女はケイと名乗り、アシュで高丘映士の母だった。(父は人間ということで、映士は人間とアシュのハーフだったと判明する。また、錫杖はアシュを封印するものだった。)が、ケイは鏡から出ることができず、ボウケンジャーに映士のことを託すと涙の雫の結晶になる。(→今度は銭形泪ちゃんのストラップですね...)
また、クエスター・ガイとクエスター・レイはガジャを無視して「そろそろ新たな仲間が生まれている頃だ」と言い、ガジャの前からまたも去っていくが、「ゴードム・エンジンは二つだけではない」とガジャ。だけど、掌握できないようなクエスターを生み出しても役には立たないですよ...
チーフ以外の4人が高丘の病室で話をしている。「高丘はボウケンジャーになれない」とブラックくん。菜月は怪物にしない方法はあると言うが「それでも確率がゼロでない以上...」とさくら姉さん(今度は銭形零ちゃんだ...!!ということで、やはり「ケータイ刑事」を意識している「ボウケンジャー」です。)ということから、菜月が、自分は何者か分からないし危険かも知れない、と言ったことから「真墨は元泥棒」「蒼太はスパイ」「さくら姉さんは特殊部隊」と過去話へ。その隙に高丘は逃亡するが、チーフが現れるとゴーゴーチェンジャーを映士の腕にはめ、サガスナイパーを渡す。サガスナイパーには錫杖と同じ力を持たせたという。で、「自分の中のアシュの血と戦ってみせろ」と言い出動命令を出す。が、高丘はサガスナイパーを手に出来ないでいた。
クエスター・ガイとクエスター・レイの前に、またもボロボロにやられるボウケンジャー。更にアシュと化した高丘が現れる。ボウケンジャーに襲いかかろうとする高丘に「お前の使命は何だ」とチーフ。(人格者レッドであるチーフが熱い魂を持っている姿を見せてくれます。)そして再び「アシュの血と戦ってみせろ!」が、高丘はサガスナイパーをチーフに振り下ろそうとする。ギリギリの所で止めた高丘は反転してクエスターに一撃を与えると、ボウケンシルバーに変身!(メタリック・ボディは「宇宙刑事ギャバン」を思い出させてくれます。(が、装備はギャバンより軽い)。と言うか、スピルバンと言った方が良いかもしれませんね。何せ、高丘の父を演じるのが渡洋史さんですから...)
そして、一人でクエスター・ガイとクエスター・レイを相手に大立ち回りの末、地面に隠れたクエスターを探し(サガスナイパーのサーチ・モードって、金属探知機のようですね。でも、最近よくある充電式の掃除機に見えますが...)、探知すると反撃、そしてトドメの一撃を。が、クエスター・ガイとクエスター・レイは何とか逃げて行った。
変身を解除した高丘に、チーフは「一緒に冒険をしよう、お前は仲間だ」と言うも、「俺はお前たちの仲間にはなれない」と走り去ってしまう...
ということで、記念すべき「戦隊通算1500話」は、現役戦隊ボウケンジャーはやられる一方で、新たに登場した第六の戦士の良いところばかりが目立った物語でした。尚、今回は「サージェス・レスキュー計画」と言う所で「ゴーゴーファイブ」に、高丘の母・ケイを演じたのがメガピンクの東山麻美さんということで「メガレンジャー」に、高丘にメンバーになれという所で「ジェットマン」に捧ぐ、ということにするが、それよりも「ケータイ刑事」に捧ぐと言った方がよさそうです。
30戦隊大全集の16回目は「恐竜戦隊ジュウレンジャー」。この戦隊は、触れていた通り、「第六の戦士」が初めて加わった戦隊である。(メンバーと途中増員は「ライブマン」が最初)また、アメリカに進出して世界を席巻した「パワーレンジャー」は本作が元になっている。また、5月に亡くなった曽我町子さんが魔女バンドーラを演じていました。で、今回から高丘がこのコーナーに加わったが、次回からも加わるのでしょうね。でも、今では戦隊メンバーの途中増員はお決まりであるが、これが行われない戦隊もまだあります。
スーパー戦隊シリーズ全主題歌集 Eternal 5 Colored Spirits
- アーティスト: テレビ主題歌, ささきいさお, 堀江美都子, コロムビアゆりかご会, こおろぎ’73, ウィルビーズ, MoJo, フィーリング・フリー
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2002/11/21
- メディア: CD
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/08/23
- メディア: CD
<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 恐竜戦隊ジュウレンジャー
- アーティスト: ピタゴラス 佐藤健太, 佐藤健太, つのごうじ, そのべかずのり, 山本健司, ピタゴラス
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/22
- メディア: CD
「恐竜戦隊ジュウレンジャー」コンプリート・ソングコレクション 戦隊16
- アーティスト: TVサントラ, 佐藤健太, 曽我町子, 平石豊茂美, Ju-project, 斎藤小百合
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1997/07/19
- メディア: CD
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