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WEIRD AL YANKOVIC『DARE TO BE STUPID』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1985年に発表されたもので、パロディ精神に満ちた楽しいアルバムである。MICHAEL JACKSONの「Beat It」をパロった「Eat It」がスマッシュ・ヒットとなったことを受けて、調子づいたALは、MADONNAを始めとするヒット曲をパロってくれています。こういうパロディというのは、その元ネタを知っているか知らないかで楽しみの幅が大きく違ってくるだけに、本アルバムを楽しむのであれば、当時のヒット曲を学んでおく必要があるが、いずれもが当時ヒットした曲であるので、当時のヒット曲集と言ったオムニバス盤でも学ぶことは出来るので、しっかりと学んでから聴きましょう。

収録されているのは次の11曲である。(元ネタが何かはあえて書かないことにします。→勉強しましょう。)『Like A Surgeon』『Dare To Be Stupid』『I Want A New Duck』『One More Minute』『Yoda』『George Of The Jungle』『Slime Creatures From Outer Space』『Girls Just Want To Have Lunch』『This Is The Life』『Cable TV』『Hooked On Polkas』。

いずれもが、曲のタイトルからパロっているので、元ネタも当時のヒット曲を理解していれば簡単に分かるものである。で、曲の方を徹底的にパロっているだけでなく、MTVでガンガン流されたPVの方もパロっていて、'80'sカルチャーを徹底的に弄んでいる楽しい世界に満ちあふれている。尚、ラストの曲が「ポルカ」となっている所は、彼の得意なものが「ポルカ」であり、それを用いてのパロディであり、この一曲も注目です。

日本では「パロディ」というものはあまり受けないという土壌があるが、それは元ネタとなる者に対する知識が乏しいからということも出来る。(何せ、元ネタを知らなければ、何処をどういじっているのかが分からなくなり、パロディの本質に迫ることが出来ないので、「面白くない」となってしまう。)よって、「パロディ」ものを楽しむには、それなりの知識が必要となる。そして、その知識を元に楽しむというのはまた乙なものとなる。ということで、本アルバムは'80's長期のヒット曲を知っている方だけが楽しめばいいものでもある。(知らない方だと、本アルバムの楽しさの半分も分からない。)'80's中盤のヒット曲を知っている方は大いに楽しみましょう。(知らない方は、本作を楽しむことが出来るように、元ネタを調べて勉強してから楽しみましょう。) 

 

Dare To Be Stupid

Dare To Be Stupid

  • アーティスト: "Weird Al" Yankovic
  • 出版社/メーカー: Zomba
  • 発売日: 1991/03/12
  • メディア: CD

 


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