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DUNE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

8巡目のアルファベット・ローテーションはGW中に引っ張り出した所有するLPにまで手を広げたために、久しぶりに「A」から「Z」までの全26文字のアーティストが揃った。ということで、「サントラ盤」を記す機会がなかったので、「Z」の次に何枚かのサントラ盤をピックアップすることにする。

表題の映画は1984年の作品で「砂の惑星」という邦題が付けられたSF作品である。監督はデヴィッド・リンチ、フランク・ハーバートのベストセラー小説の映画化作品であり、音楽を担当したのはTOTOである。(これは注目ポイントです。)主演は後に「ツイン・ピークス」でも主演を務めることになるカイル・マクラクランであり、フランチェスカ・アニス、スティング、ホセ・フェラー、ショーン・ヤング、マックス・フォン・シドらが共演している。舞台は西暦10091年の惑星カラダンであり、その惑星の一族の王位継承戦争を描いたものである。

収録されているのは以下の17曲である。(まあ、サントラということなので、インスト・ナンバーなのですが...)『Prologue』『Main Title』『Robot Fight』『Leto's Theme』『Box』『Floating Fat Man(The Baron)』『Trip To Arrakis』『First Attack』『Prophecy Theme』『Dune(Desert Theme)』『Paul Meets Chani』『Prelude(Take My Hand)』『Paul Takes The Water Of Life』『Big Battle』『Paul Kills Feyd』『Final Dream』『Take My Hand』。

当時のTOTOと言えば、グラミー賞を受賞した後、2年ぶりにニュー・アルバム「ISOLATION」を発表した頃である。ということで、その名前だけで期待が大きく膨らんだものである。が、元々はバック・ミュージシャンであった彼らの腕は確かなものがあり、ボーカルは無くてもしっかりとした彼ららしいサウンドを奏でている。(尚、『Prophecy Theme』はTOTOではなくBRIAN ENOによる曲である。)

ただ、本作は、映画の方が難解な内容と言うこともあって、公開時の興行成績も今ひとつパッとしなかったこともあり、評価が今ひとつ高くない。(映画の方は、デヴィッド・リンチ監督のカルト作品として再評価されるようになった。)が、TOTOファンであれば、しっかりと抑えておきたい所である。ボーカルが無いインスト・ナンバーということで物足りなさを感じるという方もおられるであろうが、これまでのロック史を振り返ってみても、インスト・ナンバーの名曲は数多く残されている。それに、TOTOと言えば、そのプレイには定評があるバンドである。彼らのオリジナル・アルバムとは違う雰囲気が味わえると言うことで、本サントラ盤はライブラリーに加えておくことをお薦めします。(映画の方も見ましょう。)

 

Dune

Dune

  • アーティスト: Toto, Brian Eno
  • 出版社/メーカー: Touchwood
  • 発売日: 1999/07/27
  • メディア: CD

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デューン/砂の惑星 劇場公開版<ニュープリント・スクイーズ>

デューン/砂の惑星 劇場公開版<ニュープリント・スクイーズ>

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2002/08/23
  • メディア: DVD

 


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