Boukenger task21 [特撮]
六人目が加わったことで、早速その対立が起こる今回の物語。今回は「打出の小槌」ということで、これは「一寸法師」なので、BGMは人間椅子というバンドのアルバム「踊る一寸法師」としてみました。（だけど、さくら姉さんのことを中心にすると、やはり「ケータイ刑事」のサントラ盤にしたかったところでもありました。）
映士に対してボウケンジャーについての説明（講義）をしているさくら姉さん。（口調は銭形姉妹が事件の説明をしている所を彷彿させてくれる。）が、映士はそれをうっとうしいという態度丸出し。で「真面目に聞いてください」と怒るさくら姉さん。（でも、この口調といい、落ち着いているところといい、やっぱり「銭形」だ...）が、映士は「お近づきの印だ」としてにんじんを渡す。更に映士の野菜渡し作戦は続き、チーフにはトマト、菜月には黄色いパプリカ、蒼太にはセロリを、ブラックくんには「黒い奴だな」と言ってナスを渡すが「色で呼ばれるのは大嫌いなんだよ」と言われて投げ返されて対立。ということで、今回のこの二人の対立が軸です。でも、何処に野菜を隠し持っていたのでしょうか？→昨夜の「ケータイ刑事銭形雷」（2nd.4話）でセロリのネタをやっていましたが、そうです、高丘映士のセロリネタは1981年のドラマ「プロハンター」だったんですね。→やっぱりこれは、「ケータイ刑事」に草刈正雄さん演じる高村さんが復帰するということで、高丘映士というキャラに先に反映させたというなのでしょうか？（やっぱり「ケータイ刑事」を意識している「ボウケンジャー」です。(でも、桃と銀の二人だけですが...)）
ガジャはガイとレイに対する恨みをカースに対して八つ当たり。（なかなかおもろいおっちゃんです。）が、そこにリュウオーンが殴り込み。「これまでの数々の裏切りは万死に値する」と言ってガジャを叩ききろうとするが「これをやるから許してくれ」と言ってプレシャスの地図を渡すガジャ。でも、いつの間にそんなものを手に入れていたのでしょうか？（でも、やっぱりおもろいおっちゃんです。）更には秘術を込めた白い石も「持って行くがいい」って、子供に飴ちゃんを与えるおっちゃんですね...
映士と真墨の対立は激しいものとなっている。しっかり者のさくら姉さんは「これじゃあ今後のミッションに影響が出るのでは？」とチーフに進言するが、部下に悩まされる銭形姉妹と同じである。また、Mr.ボイスが現れると「何だこいつは？」という映士に「私たちの司令官です」と説明するさくら姉さん。やっぱり口調は...
Mr.ボイスは「一寸法師の打出の小槌」のことを切り出すが、「小槌をふるえば…」と語るさくら姉さん、やっぱり銭形...（こうなると、さくら姉さんのIQを知りたくなってくる。やっぱり180でしょうか？）で、その在処を示す地図が盗まれたという情報が入り、先に回収するようにと言うことで出動するボウケンジャー。
島に到着したボウケンジャーはそこでジャリュウ一族を発見し、早速変身する。が、リュウオーンはガジャから受け取った白い小石をばらまくと、カースが現れる。（ガジャって、何でも提供させられる人の良いおっちゃんですね...）で、シルバーがあっさりとカースを撃退する。で「どんなもんだい、俺様一人で十分だぜ」といい気になっているが、ブラックが「この銀色野郎」と言い、またも対立を深めるばかり。で、「黒い奴」と「銀色野郎」は取っ組み合いとなるが、ピンクが「止めなさい」（言うことを聞かなければ、稲妻でも落としますか？）。レッドは「時間がない」で3つに別れて捜索命令を出すが、赤＆黄、桃＆青、そして銀＆黒とする。
が、銀＆黒は上手くいかず、互いに相手の前に出ようとしているだけ。（この二人が陸上競技の長距離を走ったら、良い記録が出そうな気がします。）で、打出の小槌を手に入れたら「小さくして…」とブラックくん、「大きくして…」と映士。（以前、巨大化した真墨が登場したことがあったが、上手い台詞ですね。）
桃＆青のコンビは黒・銀の心配を口にしているが、結局は「チーフが選んだ人ですから、きっと大丈夫ですよ」とさくら姉さん。やっぱり、チーフに対して絶大の信頼をしている。また、菜月はチーフに「何か企んでいるでしょう」と、見抜いていた。
サガスナイパーでジャリュウ一族の反応を得た映士はそれをおっていくことにするが、ブラックくんは「反対側」と言っていたのに映士についていく。で、崖下にやってくる。でゴーゴークレーンを呼ぶブラックくん。で、今度は先ほどとは逆に映士が後についていく。崖を登ると、地図を手にしたリュウオーンとジャリュウたちがいるのを発見する。で、「俺様の好きにやる」と言って飛び出す映士は変身。が、再びカースを放ってリュウオーンはプレシャス探しに。が、シルバーはそのカースをブラックに任せて「プレシャスは俺が手に入れてやる」と言ってリュウオーンたちを追う。で、先回りして打出の小槌を手に入れたシルバーは「案外簡単だったな」と自画自賛するも、リュウオーンの口撃を喰らって崖からぶら下がることに... が、ブラックくんには「早くプレシャスを確保しやがれ」「任務を全うするんだろうが」「早く行け」と言うが、ブラックくんは行動に出ない。そうしている内に映士がぶら下がっている小岩が崩れて映士は海に転落しそうになるが、底を救ったのはブラックくんだった。（でも「貸しだぞ」）が、その間にプレシャスはリュウオーンの手に。そしてリュウオーンは二人にトドメを刺そうとするが、残る4人が間一髪で救った。で、6人で反撃に出ると、ジャリュウをあっさりと料理する。が、打出の小槌を振ったリュウオーンはやられた3匹のジャリュウを巨大化させた。
アルティメットダイボウケンで応戦するボウケンジャーだったが、リュウオーンが更に打出の小槌を振ると、更に巨大化するジャリュウ。で、アルティメットダイボウケンの倍以上の大きさになる。が「弱音を吐くな」というレッドは反撃に出るが、その大きさを前に歯が立たない。で、踏みつぶされそうになってしまう。
が、その瞬間、シルバーがリュウオーンの手から打出の小槌を奪い取り、それを振るう。（で、アルティメットダイボウケンは更に巨大化する。）→ドンドン巨大化させるというのに歯止めが利きませんね... そして「借りは返したぜ、真墨」とシルバーはようやく名前で呼ぶ。（真墨もこれを受けて「映士」と名前で呼び返す。）で、超巨大化アルティメットダイボウケンはアルティメットブラスターで3体の内2体の超巨大ジャリュウを撃破、残る1体は「俺様が」ということで、サイレンビルダーを呼び寄せる。（が、大きさはかなり小さい。）そして、超巨大ジャリュウの口から体内に入り、中から飛び出して撃破する。「まるで一寸法師の気分だな」と言う映士だがねやっぱりこれがやりたかったんでしょうね。
で、真墨と映士は通じ合うことになったものの、それでもいがみ合いも。で「二人ともガキだ、お子ちゃまだ」と菜月に言われるようだったらどうしようもないですね。が、さくら姉さんは「流石です、チーフ、一見相性が悪い二人をあえて一緒に行動させることでうち解けさせる。全て計算ずくだったと言うことですね」と言うも「買いかぶるな」とチーフ。→一つの事柄も見方を変えれば全く違ったように解釈できるものですね。
で、今回は、敵の超巨大化した姿と小さな巨大ロボということで、「ファイブマン」の最終回、「ダイレンジャー」の大神龍に捧ぐとする。（でも、今回は「プロハンター」に捧ぐとしたいところです。）
30戦隊大全集の18回目は「忍者戦隊カクレンジャー」。この戦隊は何と言ってもケイン・コスギがメンバーにいたということが大きい。尚、この戦隊は巨大獣将とか言って、巨大ロボが大量に登場することになり、現在の玩具の大量発売につながることにもなった作品でもある。その登場する量は初期戦隊に当てはめると、軽く数年分の量に相当するのだから、親はもう泣くしかなってしまった。また、本作のヒロインであるニンジャホワイトは、戦隊史上初のレッド以外のリーダーであると同時に、女性リーダーである。（更に、演じた広瀬仁美(さとみ)さんは、歴代最年少の戦隊ヒロインである。）で、「カクレンジャー」とくれば第35話「おしおき三姉妹(シスターズ)」が傑作である。前年の「有言実行三姉妹シュシュトリアン」のネタをやってくれるのですから...
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 1995/12/10
- メディア: CD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
↓今週の30戦隊
<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 忍者戦隊カクレンジャー
- アーティスト: トゥー・チー・チェン, ZIPANGU, 西川啓介, 大田幸子, 山内喜美子, ロブ, E-Cup’s, 冬杜花代子, 山本健司
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/22
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ, トゥー・チー・チェン, 樫原伸彦, 宮内タカユキ, 佐々木真理, つのごうじ, ピタゴラス
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1998/11/21
- メディア: CD
↓「プロハンター」です。
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2005/02/21
- メディア: DVD
↓その他、ネタの数々。
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