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ケータイ刑事銭形雷30話(2nd.4話) [ケータイ刑事]

今回の物語は「カッパに負けたイナバウアー?! ~河童沼殺人事件」ということで、河童をネタにした物語である。が、ここに今年の2月に行われた冬季トリノ五輪のネタ(フィギュア・スケートの荒川選手関係)を絡めた物語となっている。が、「ケー刑事」が時事ネタとして取り上げるにはちょっと遅い感じがします。でも、この季節にだったらばピッタリとくる「水泳」の方に話を持ってくるのだから、やはり「ケー刑事」らしい上手い処理である。また、高村さんが復帰してからは、高村さんのあのハイテンションと、イメチェンして性格まで変わった雷ちゃんがかみ合うようになり、コンビとしても良い味が出るようになってきました。(でも、高村さんはやっぱり泪ちゃんとのコンビが最高です。)更に、今回は草刈さんに関するネタもたっぷり出てくるが、これは1981年のTVドラマ「プロハンター」(DVDがリリースされているので、興味がある方はご覧下さい。)ということで、高村さん(草刈さん)が主役と見間違うような物語でした。(でも、何だかんだで良いところは雷ちゃんが持って行きますが...)ということで、明るく魂ポップな「ケー刑事・ワールド」をたっぷりと楽しませてくれます。ではいつものように、長文&ネタバレありで本編に行きます。

朝、街中を高村さんが歩いているが、ご機嫌でいる。で、Gパンの後ろポケットからセロリを取り出してそれを食べている。そこに自転車に乗った雷ちゃんが現れて「高村さ~ん、おはようございます」で「朝から何食べているんです?」と早速セロリにツッコミを入れる。「ブレックファースト」と言う高村さんだが、ここで「あのドラマ、生まれてないんだ」と言って1981年のドラマ「プロハンター」を口にする高村さん。「草刈正雄がいつもセロリをGパンのポケットに突っ込んでいて、時々出して塩をかけて食べる」と説明する。(ちなみに、「高村一平」という名前は「華麗なる刑事」での草刈さんの役名です。)が、これに「プロパンガス?」と呆けて返す雷ちゃん。「誰がプロパンガス?「プロハンター」と言ったんだ」と高村さん。(雷ちゃんがこういうボケを見せるなんて、雷ちゃんのキャラは本当にコロコロと変わるものです。→ひょっとしたら雷ちゃんは二重、三重、四重人格者だったりして...?)

そうしていると「警視庁から入電中」ということで、事件を知らせるメールが雷ちゃんの携帯に届く。事件は、港区赤坂の河童沼で変死体が発見されたということで、「直ちに現場に急行せよ」ということであった。で、「河童沼?」と言う雷ちゃんに、「河童と言えばセロリ」と高村さん。で、河童の好物は「セロリ」と主張する高村さんと「きゅうり」と主張する雷ちゃんは「セロリ」「きゅうり」「セロリ」「きゅうり」という掛け合いになるが、雷ちゃんってこんなにノリがよかったっけ...?(雷ちゃん、ツンデレ系でしたが、良い方に弾けるようになりました。)

現場に向かう途中の山道。(それにしても、港区赤坂って、広大な所ですね。この場所はかなりの山の中です。(まあ、世界最大の流域面積を持つびえすあい川があったりする港区赤坂ですし、港区赤坂はとんでもなく広大な所でありますが...))が、高村さんはバテていて「もうダメだよ」と音を上げている。そして「現場まだなの?」と泣き言までも口にする。が、雷ちゃんは「もうちょっとで~す、頑張ってください」と自転車を押しながら高村さんを置いてきぼりにするかのようにドンドンと先に進んでいく。「もうちょっとって、もう限界だよ」と言う高村さんに、足を止めて振り返った雷ちゃんは「高村さん、最近運動不足なんじゃありませんか」と言うと、更に一人で先に進んで行く雷ちゃん。高村さんは「ちょっと、ペース落としてよ」と何度も口にするが、それに構わずドンドンと進んでいく雷ちゃんは先に事件現場に到着して自転車を停める。また、高村さんは遅れて到着する。既に現場に来ていた警官に敬礼して中に入る雷ちゃんに続いて高村さんも入ろうとするが「もう、こんな所で死なないでよ...」とぼやいている。(そんなこと言っても事件なんですから...)

現場では、被害者が既に担架の上に運ばれていた。で、「これが今回の仏さん?」と高村さん。雷ちゃんは「この人、ゴーグル逆さまにつけていますよ」としっかりと観察するところは観察している。また、被害者の格好から「何だ、この万歳は?」と高村さんは言葉を漏らすが、被害者のゴーグルを手にした雷ちゃんはそのゴーグルをじっくりと見ているが、高村さんは被害者の顔を見て「あれっ?見たことあるなぁ」と口にする。そこに逆立ちをした柴田が「逆もまた真なり」と言って登場する。(高村さんはちょっと引いている...)で、さりげなく「疲れない?」と言うも「鍛えてますから。健康な肉体には健康な心が宿る」と柴田。(「鍛えてますから」って、この台詞は「仮面ライダー響鬼」である。ここでこういうネタふりをするということは、6代目ケータイ刑事はやっぱり秋山奈々さんということなんでしょうか?(「響鬼」ネタをやるために今から仕込んでおくということ?)そういうことを考えさせてくれる柴田のさりげない台詞でした。)で、検死報告をする柴田。「死因は溺死、死亡したのは赤坂大学4年、水泳部の荒川静雄(あらかわ・しずお)、22歳。死亡推定時刻は昨夜11時頃と判明しました」と告げる。で、高村さんは「やっぱりそうだ、次期水泳のオリンピック候補にもなった荒川静雄選手だ」ということで、トリノ五輪の金メダリスト・荒川静香選手の名前を元にしています。雷ちゃんは「水泳の選手なんですか?」と尋ねると「この前、ディフェンディング・チャンピオンの北島田康介(きたじまだ・こうすけ:この名前も分かりますよね。)にイナバウアー泳法で勝った人だよ」と高村さんは説明してくれる。で、柴田も「イナバウアー」ということでポーズをする。→「イナバウアー」もネタにしています。(こういう所はやっぱり「ケー刑事」ですね。)これに雷ちゃんは「そんな凄い選手が溺れちゃったんですか?」と、ちょっと不思議そう。が、柴田は、「はい、どうやら酒盛りをした後、この沼に入ったと思われます」と言い、酒盛りをした跡の方を指さす。(大学、酒、溺死といえば、部は違いますが「・14話」が思い出されますね。しかも「温泉」というのも入っていますし...)で、「酔っぱらって泳いだから溺れた」と納得する高村さん。が、雷ちゃんは「でも、杯が二つあります」と、見る所はしっかりと見ています。(ちなみに、その場に残されている一升瓶の酒の銘柄は「大吟醸河童魂」である。)ということで、「ていうことは、誰かと一緒に飲んでいた。その人は何処に行っちゃったんでしょう?」と雷ちゃん。高村さんは「じゃあ、もう一人の人間が溺れさせたという可能性もある訳だ」ということで、事故ではなくて「他殺」ということに落ち着きました。で、もう一人の人間を捜そうとするが、その時「ケッケッケッケッケッ」という声が辺りに響く。

声はどこから?ということでキョロキョロする雷ちゃんたち。が、声はすれど姿はない。そうしていると突然二人の近くから第一発見者の緑川皿蔵(みどりかわ・さらぞう)が「ケッケッケッ」と言って現れる。(彼は緑色の服を着ているし、髪型は河童のようです。)で「河童?」と声を揃える雷ちゃんと高村さん。すると、柴田がこの人は第一発見者の緑川皿蔵ということで、この付近で民宿を営んでいる人だと説明する。で、緑川に警察手帳を見せて名乗る高村さんと雷ちゃん。(ここでは学生証/エステの会員券と間違えるというお約束はありませんでした。)すると、緑川は「これは紛れもなく河童様の仕業じゃな」と口にする。で、この沼には古から河童様が住むという伝説があり、50年に一度その姿を現し、人間と相撲を取ったり、泳ぎを競い合ったりすると言われており、今年がちょうど50年目の年に当たるとされているという。また、荒川は一週間前から緑川の民宿に泊まっていたが、昨夜は帰ってこなかったので、心配になって今朝になって見に来たら死んでいるのを発見した、ということだった。で、河童様と酒盛りをして酔った勢いで泳ぎ比べをしたのだろう、と語る。

その話を聞いていた高村さんは、酒盛りをしていた場所にセロリが落ちていることに気づき、「あれっ?」と言ってそれを拾い上げる。すると「それは河童様の酒のつまみじゃな」と緑川。で、高村さんは雷ちゃんに向かって「河童と言えばセロリでしょう」と、先ほどの「セロリ/きゅうり」論争にちゃんと繋がります。が、雷ちゃんは「嘘~」と首をかしげる。すると高村さんはポケットからセロリを取り出して「ねっ、おじさん。河童と言えばセロリでしょう」と緑川に同意を求めると「うん」と頷く緑川。そして、セロリを口にする高村さん。また、緑川は「セロリ以外に何が考えられる」と言うも、雷ちゃんは「だから、きゅうり」と主張する。(が、高村さんはそれを無視して)緑川に「おじさん、どうしてセロリなの?」と尋ねる。(で、ここからは草刈さんのネタとなる。)

緑川は、昔から草刈正雄の大ファンであり、正雄は息子のようなものだと言い、昔ドラマで正雄がセロリを食べていたのを見ていたという。で、「見てたの」と高村さんはご機嫌になる。すると緑川は高村さんに「あんた、正雄に顔立ちがよう似ている」と語り、高村さんはちょっと照れながらも嬉しそう。で意気投合する二人だった。(ということで、このネタは「プロハンター」を見てみましょう!)で、いつしか主役の座を奪われた形になった雷ちゃんが「あのぅ」と口を挟み「盛り上がっている所悪いんですが、あの沼には本当に河童がいるんですか?」と「ケータイ刑事」に引き戻そうとする。それに「おお、おる」と緑川、高村さんも「ああ、おるおる」と緑川に相づちをうつ。すると、柴田が「報告します!」と慌てながら大きな声を上げる。それは変な足跡を発見したためだった。(その足跡は沼の中へと続いていた。)で、「オー・マイ・ガッド」と高村さん。(こういう足跡といえば、「・2nd.25話」のメッシーの足跡を思い出させてくれます。)緑川は「やっぱり河童様じゃ」と両手を合わせるが、雷ちゃんは「そんな、河童なんているわけないです」と主張するが、緑川は「渇!」で雷ちゃんはそれを避けるように手にしていた荒川のゴーグルを見て「あれっ?」と何かに気づいたようです。が、緑川は「つまらん詮索は止めるんじゃ。さもないとあの若者のような目に遭うぞ」と雷ちゃんに言うも、高村さんが「お茶でも飲ませて」と緑川をその場から引き離しました。

緑川の経営する民宿・緑川に駆けてきた雷ちゃん。先に到着すると「高村さん、早く」と、こう言うところは結構せっかちな雷ちゃんです。で、高村さんが緑川と一緒にご到着。「お父さん、環境良いね」と言って民宿の中に入っていく。そして雷ちゃんと高村さんは荒川が泊まっていた部屋へと行き、手掛かりがあるかもしれないとして調べ始める。直ぐに高村さんが、荒川が卒論の研究としているノートを発見する。「卒業研究 河童沼の生態調査 -河童は理論的に存在するのか?-」とそのノートの表紙には記されていた。ということで、荒川は河童沼を調査していたことが分かる。で、そのノートの中をじっくりと読む高村さん。一方雷ちゃんはテーブルの上にある荒川の所持品に手を伸ばし、メガネを手にしてそれを調べている。で、「やっぱりメガネだ」と、そのメガネには度が入っていることを確認するも、それでじゃれているようにしか見えませんでした。すると「鑑識から入電中」という柴田の着ボイスが雷ちゃんの携帯からする。で、電話に出る雷ちゃん。その電話は「被害者の胃の中から出てきた藻の成分と、沼の中にあった藻の成分が一致した」という報告だった。また、被害者の右目の中にはコンタクトレンズが入っていたことも報告する柴田。(右目だけ)

「絶対変ですよ」と雷ちゃんは直ぐに口にした。荒川はコンタクトも持っているが、机の上のコンタクトレンズ・ケースを調べるとそこにコンタクトは無く、コンタクトレンズの行方が気になったのだった。が、高村さんはゴーグルが逆になっていたことから、そこから水が入り流されたのでは、と語るが、「泳ぐ時にコンタクトってつけますか?」と雷ちゃん。「ゴーグルをつけていたらコンタクトは落ちない」と高村さんは言うが「それならもっと変です」と雷ちゃん。というのはゴーグルには度が入っていたためであり、コンタクトをして度の入ったゴーグルをするのはおかしいと言うのである。すると、再び「鑑識から入電中」ということで柴田からの報告が入る。(それは検死報告であり、荒川が発見された時の写真が送られてきた。)

再び沼に行った雷ちゃんと高村さん。雷ちゃんは沼のほとりで藻を拾い、確認する。が、柴田の報告では、荒川の胃の中の藻は雷ちゃんが手にした固いものではなくてどろどろに溶けていたということだった。が「胃の中にあったらどろどろになるのは当たり前じゃない」と高村さん。が、「死んだら消化はされませんよ」と雷ちゃん。(確かに、それはそうですが...)

そうしていると「ライライライライ!」と自転車に乗った出前持ちがやってきた。(来々軒の出前持ちです。)でそれを目にした高村さんは「おおっ、来た来た。こっちこっち」と待っていた様子です。で、「出前取っていたんですか?」と呆れ顔の雷ちゃんだったが「腹が減っては何とやらというじゃないの」と高村さんは出前持ちの方に移動する。(雷ちゃんもしっかりと後に付いていく。)で、出前持ちはおかもちからラーメンを出して「河童麺二つね」と言って高村さんと雷ちゃんに渡す。(自分の分だけでなく、雷ちゃんの分もしっヵりと頼んでいる高村さんですが、泪ちゃんのような大食いではないから高村さんも助かりますね。)が、高村さんは「僕が頼んだのはパーコー麺だよ」と注文と違うことを言うも「河童麺二つね」と再び出前持ちは割り箸も(雷ちゃんに)渡す。が「パーコー麺だよ」とこちらも再び口にする高村さん。しかし出前持ちは相手にしないでおかもちを閉じると「ありがとうございました」と言ってさようなら。(あれっ?お代をもらわないの?)が、高村さんは「パーコー麺だよ。もう二度と頼まないぞ」とオカンムリ。が、出前持ちがいなくなってしまったので仕方なく河童麺の丼に目を移す。すると、河童麺には海苔が入っていて(三角形をしていて、それが河童の頭をイメージしていて丼の周りを囲んでいた。)、その海苔を手にして「あっ、嫌いなんだよ、この海苔のどろどろ...」とぼやく。が、ここで「ちょっと待ってください」と雷ちゃんは、海苔は熱いつゆに浸かったらどろどろになるが、さっきの藻も何か暖かいものでどろどろになってしまったのではないかと口にする。で、この近くに温泉はないかと言って辺りを見回す。すると「50m先 名物露天風呂 河童の湯」という看板を発見する。で「よどむ、悪の天気

雷ちゃんと高村さんは露天風呂・河童の湯にやってきた。が、そこにあったのは庭に置かれた(ごく普通の家庭用の)浴槽だった。で「これが名湯河童の湯?」と雷ちゃん。そして周囲の地面を調べる雷ちゃん。高村さんは浴槽の周りを回り、そちらを調べている。直ぐに雷ちゃんは地面に茹だった藻が落ちているのに気づく。更に高村さんがその側の地面にコンタクトレンズが落ちているのを発見する。で、雷ちゃんが何かを言おうとするのを制して「今回は僕に任せてくれる」と高村さんは言うと、立ち上がり「謎は解けたよ、ワトソンくん」と言う。すると雷ちゃんは「私のパクってる...」と悔しいという表情をする。(そう言えば雷ちゃんはこれまでに「パクってる」ということを何度か口にしていますね...)

民宿。緑川が予約の電話の対応をしている。その電話が終わると高村さんが「お父さん、今のお客さんがここに来る頃には、残念ながらお父さんはもうここにはいませんよ」と言うが「どういうことだ?」と緑川。「留置所の冷たい壁がお父さんを囲んでいるでしょう」としんみりとした表情で答える高村さん。が、「何をバカな」と緑川。が、高村さんは半回転するとポケットからセロリを手にして「ボトルの裏にはラベルの影。…」で♪「バーボン刑事のテーマるんるん」が流れてきてダンスとなる。(そう言えば、「・2nd.」になって毎回踊っている高村さんです。)で、踊りが終わると「昨晩!」と言って高村さんは推理を語り始める。

緑川は宿泊していた荒川に酒を勧め、荒川が酔っぱらったところで、予め沼の水を入れて湧かしておいた露天風呂に入るように仕向け、そこで溺れさせた。荒川の胃の中の藻はお湯に浸かったためにその成分が溶けていた。また沼の水を使って偽装したのだと言う。が「言い掛かりじゃ」と緑川は犯行を否定するも、高村さんは、荒川は片方しかコンタクトレンズをつけていなかったことを語り、泳ぐときは普通は外すし、荒川のゴーグルには度が入っていたということで、これは不自然であり、荒川を殺害した後にゴーグルを緑川が(逆に)つけたのだと言うも、「酔っぱらって逆に(荒川が)つけたのだろう」と切り捨てる緑川は「何のために殺したのか?」と逆に尋ねる。すると雷ちゃんが現れて、「荒川は卒業研究であの沼に河童がいないことを証明しようとしていた。」と語り、それを受けた高村さんが「そうなると緑川の商売はあがったりだ」と言う。更に露天風呂の近くで発見したコンタクトレンズを証拠として、露天風呂の中に落としたものが排水溝から流れ出たという。が、緑川は、荒川を殺したとしてもどうやってあの沼まで運んだのかを尋ねる。しかし、これには答えられない高村さん。で「言い掛かりもいい加減にしろ」と緑川。更に「お前を息子だと思っていたワシがバカじゃった。今日限り親子の縁を切らせてもらう」と言うと、高村さんを追い出そうとする。(これに「元々親子じゃないし...」と突っ込む雷ちゃん。→泪ちゃんも高村さんとコンビを組んで突っ込む方になりましたが、高村さんって相手を突っ込む方にする力があるようですね。)

再び河童沼に来た高村さんは「ワトソンくん、無駄打ちしちゃったよ...」と大声で叫んでいる。それを受けて雷ちゃんき「でも、犯人は絶対にあのおじいさんですよ」と言ってくれる。が、そこに「ライライライライ」と来々軒の出前持ちが再びやってくる。(器の回収に来たのだった。)が、高村さんはまたも「僕が頼んだのはパーコー麺を頼んだんよ」と、またも文句を言う。が「お代まだでしたよね」と出前持ちは思い出したように言うが、高村さんは「僕が頼んだのはパーコー麺だよ」と、こちらもしつこい。すると「お前、ただ食いする気か!」と出前持ちは怒る。で「分かったよ、払うよ」と小銭を渡そうとする高村さんだったが、それを地面に落としてしまう。すると小銭は転がっていってしまう。で、転がっていった先で何かにぶつかって止まった音がした。で、後を追う高村さんと雷ちゃんは小銭を拾おうとするが、出前持ちは「お代、お代」と同じことしか言わない。(お金を落としたのだから、それを拾おうとするのは当たり前だと思いますが...)そんな中、雷ちゃんはドラム缶が落ちているのを目にすると「そうか」で「謎は解けたよ、ワトソンくん!」と叫ぶ。(「ワトソンくん」がこだましています。)

民宿・緑川の玄関には報道陣が集まっていて、その前でご機嫌な緑川がインタビューを受けていた。そして、観光案内の宣伝をしていた。そこに高村さんが警察手帳を見せながら「はーい、警察です」と言って報道陣を(危ないからと言って)民宿の中に入れる。が、緑川に対しては「お父さん、ここにいて」と言って中には入れないようにする。そして自分も中にはいると玄関のガラス戸を閉めて「はい、どうぞ」と雷ちゃんに合図を送る。すると、雷鳴が轟き、雲が現れる。「雷鳴轟く積乱雲。…」雷ちゃんの口上が始まり「私の稲妻でしびれなさい!」で稲妻雷が緑川に落とされる。倒れた緑川は「何するんだ」と言うも、雷ちゃんが目の前に立っていて「やはりあなたが犯人です。緑川皿蔵さん」と言う。すると「大変だ大変だ大変だ!」と言いながら来々軒の出前持ちが台車に雷ちゃんが発見したドラム缶を乗せて走りながらやって来て「へい、お待ち!」と雷ちゃんの横に台車を止める。すると「ご協力、ありがとうございました」と雷ちゃん。そして事件について語り始める。

この庭には元々このドラム缶があり、そこに入っている荒川を溺死させ、そのまま沼まで(ドラム缶を)転がして荒川を運んで行った。そして荒川が泳いだように見せかけ、ゴーグルの指紋を拭き取り、酒盛りの偽装工作をし、証拠のドラム缶を転がして処分した。で、これがその証拠のドラム缶だと語る。が「見てきたような嘘を...」と惚ける緑川はドラム缶が風呂だという証拠は何処にあるのかと尋ねる。すると高村さんが出てきて、出前持ちにドラム缶を傾けるように指示する。で、ドラム缶を傾けて底面を見せる。すると雷ちゃんが説明してくれる。底面を指さして「ここはお風呂を沸かすときに付いた焦げた部分です。本当なら熱くて触ることの出来ないドラム缶の底からあなたの指紋が見つかりました」と言う。すると緑川は観念して、荒川殺害の動機を語り始める。荒川はこの村(「村」って、ここは港区赤坂の河童沼の近くであり、「港区」じゃないの?)の秘密を暴こうとした。しかもたかが卒論のために、ということで荒川が許せなかったのだった。

で、高村さんが「お父さん、ごめんなさい」と言ってから緑川を逮捕する。(が、手錠ではなくてセロリをポケットから取り出してそれを緑川に渡しました。)「息子に捕まって本望じゃ」と言う緑川と一緒にセロリを口に運ぶ高村さん。すると、報道陣が緑川の前に急にやってきて、またもインタビューを始める始末。(逮捕される所を見ていたので、そういう風になるのも分かりますが、「マスゴミ」というように感じさせてくれます。)一方、雷ちゃんはカメラ目線で「だから親子じゃないって...」と、またも突っ込んでくれました。

事件解決後、何処かの公園にいる雷ちゃんと高村さん。雷ちゃんは靴の下に河童の足形をつけていて「ケッケケ、ケッケケ、ケッケケ…」と河童になった気分でいる。(河童の足形は当然緑川が作ったものです。)高村さんは「お父さんもよくやるよ」とこぼしている。そこに雷ちゃんが池の方に何かを投げ入れてボチャンという音がする。で「今何か音しなかった?」と言う高村さんに、何も知りませんよという顔の雷ちゃんは「ケケッ」と惚けてみせる。が「君が投げたんでしょう」と高村さんは雷ちゃんのおでこを指で押すが、雷ちゃんは「ケケッ」と口にして両手では「違うよ」とばかりのリアクションをする。で、高村さんは「もう疲れた、帰ろう」と言うと回れ右してさようなら。で、雷ちゃんは「可愛いおじさん」と漏らすが「高村さん、待って下さいよ」と言って後を追いかけようとする。が、その時再び池に何かが落ちる音がボチャンとした。で、「あれっ?」と池を振り返る雷ちゃん。すると池の水面にはセロリが浮かんでいて「ケッケッケッ」という声が響いてくる。で「セロリ?ケケッ?」と驚く雷ちゃんでした。(それにしても、完全に弾けた雷ちゃんは1st.シリーズのツンデレ系とはすっかり別人になっていますね...)尚、このエンディングは「・2nd.25話」をまたも思い出させるエンディングでした。

今週のクイズ。ドコモのモバイラーズ・チェック1000円分が毎月10名に当たるクイズ(data放送を使った双方向番組ならではのものであり、CATVでご覧の方はこのクイズにご対面できないかもしれません。)であるが、今回の問題は「今回の事件現場は?」という問題であった。選択肢は、「溜池」「多聞沼」「赤坂沼」「河童沼」の4つ。(正解は、物語をしっかりと見ていたら分かるが「河童沼」である。→間違えるとは思えない問題ですが、4色のカラーボタンの押し間違えで、間違う人も中にはいるのでしょうね... 筆者は当然正解しました。)それにしても選択肢にある「多聞沼」とは「ケー刑事」らしい名前ですね...

鑑識メモ。柴田が河童の姿をして「河童の好物はセロリではありません。きゅうりです。」と説明してくれる。続けて「頭の皿は、実は本当のお皿なんです。このお皿でご飯を食べるのです」と、「河童」ネタであれば容易に思いつくネタに持って行ってくれました。で、「河童はこのお皿を割らないように、ソロリソロリと歩くのです」とオヤジギャグを口にすると「おっと時間だ」と言って振り返って去っていこうとするが、頭のお皿を落として割ってしまいました。

 

↓このところ「愛」&「泪」ばっかりという気がしますが...

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD

 ↓劇場版関係

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
ヒコーキ雲

ヒコーキ雲

  • アーティスト: 黒川芽以, 丹羽多聞アンドリウ, 遠藤浩二, 沢田聖子, 林有三
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD
 
↓「プロハンター」はこちら
プロハンター BOX

プロハンター BOX

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2005/02/21
  • メディア: DVD

「プロハンター」 MUSIC FILE

  • アーティスト: TVサントラ, クリエーション
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 1992/11/01
  • メディア: CD
↓「河童」ということでいくつか

河童の三平

  • 作者: 水木 しげる
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1988/06
  • メディア: 文庫
大江戸化物図譜

大江戸化物図譜

  • 作者: アダム カバット
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2000/08
  • メディア: 文庫
河童

河童

  • 作者: 芥川 龍之介
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1992/09
  • メディア: 文庫
河童レボリューション・オリジナル―義山亭石鳥短編集

河童レボリューション・オリジナル―義山亭石鳥短編集

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1998/04
  • メディア: コミック
河童の三平 妖怪大作戦 VOL.1

河童の三平 妖怪大作戦 VOL.1

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2003/12/05
  • メディア: DVD
冬の河童

冬の河童

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/08/18
  • メディア: DVD
 
↓「イナ・バウアー」出演作品
空から星が降ってくる

空から星が降ってくる

  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2006/06/07
  • メディア: DVD
白銀に踊る

白銀に踊る

  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2006/06/07
  • メディア: DVD
 
↓「秋山奈々」さん関係
仮面ライダー響鬼 VOL.3

全12巻の代表です。

仮面ライダー響鬼 VOL.3

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2005/10/21
  • メディア: DVD
佐藤四姉妹 白版

佐藤四姉妹 白版

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: DVD
佐藤四姉妹 赤版

佐藤四姉妹 赤版

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: DVD
わかってくれるともだちはひとりだっていい

わかってくれるともだちはひとりだっていい

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/07/26
  • メディア: CD
↓「露天風呂」
隠れ家個室温泉―部屋に露天風呂のある宿だけ! (’05-’06)

隠れ家個室温泉―部屋に露天風呂のある宿だけ! (’05-’06)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 大型本
α客室露天風呂のある温泉の宿 <全国版>

α客室露天風呂のある温泉の宿 <全国版>

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2006/01/07
  • メディア: 単行本
↓「ゴーグル」(物語に登場したのはこういうのではなく競泳用ゴーグルです)
ドグルスILSゴーグルXS BK 5001401

ドグルスILSゴーグルXS BK 5001401

  • 出版社/メーカー: ドグルス
  • メディア: ホーム&キッチン

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