BLUES BROTHERS『BRIEFCASE FULL OF BLUES』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1978年に発表されたアルバムである。このアルバムはBillboard誌において全米No.1にも輝いたアルバムであり、お馴染みの楽曲が集まっているということで、そのビッグ・ヒットとなった。で、1979年の年間アルバム・チャートでは43位にランクインしている。尚、全米1位を獲得したアルバムであるが、年間チャートの順位が意外と低いのは、1位の座は1週間だけだったためである。が、だから都言って本アルバムの内容がこれによって低くなると言うことは無い。以下に記す収録曲を見ていただいたら分かるが、1曲目からラストまで、本当にお馴染みのナンバーであり、本アルバムではライブ収録されているということで、スタジオ収録のものともまた違った楽しさまで伝わってくる。
収録されているのは以下の全12曲である。『Opening: I Can't Turn You Loose』『Hey Bartender』『Messin' With The Kid』『(I Got Everything I Need) Almost』『Rubber Biscuit』『Shot Gun Blues』『Groove Me』『I Don't Know』『Soul Man』『"B" Movie Box Car Blues』『Flip, Flop & Fly』『Closing: I Can't Turn You Loose』。
本アルバムを耳にすれば、つい映画の方も気になる所であるが、やはり映画とは別物である。(そもそも彼らは、「サタデー・ナイト・ライブ」というバラエティ番組の一コーナーとして出演し、人気が出たものであり、豪華な顔ぶれが集められて映画が生まれた。が、映画に登場するR & B(サウンド)の方は本物である。)当時はディスコ・サウンドが世界的ブームとなっていたが、何処か懐かしさを感じるR & Bというものは、当時はとても新鮮であったが、本物の魂があったからこそのヒットでもある。やはり、魂のこもったサウンドというのは良いものである。じっくりと聴きたいアルバムである。
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