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DeBARGE『IN A SPECIAL WAY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1983年に発表されたものであり、彼らの3rd.アルバムであり、代表作の一つである。最近(と言っても、2002年のことです。)ではASHANTIが『FOOLISH』と言う曲で彼らの『Stay With Me』という曲をネタにしているということで、再び注目が集まったDEBARGEであるが、彼らは'80'sに活躍したファミリー・グループであり、ダンサブルであってソウルフルなサウンドを聴かせてくれていた。また、ファンキーな一面もあって、聞いていても楽しくなるサウンドである。本アルバムは「黄金の一年」と言われる1983年発表されてにロング・ヒットを記録したアルバムである。で、1984年のBillboard年間アルバム・チャートで60位に食い込んでいる。(本アルバムはレギュラー・チャートでは最高位36位であったため、これはよほどのロングヒットでなければ年間アルバム・チャートのTOP 100には残れないことを考えたら、これはこれで凄いことである。)

収録されているのは以下の9曲である。『Be My Lady』『Stay With Me』『Time Will Reveal』『Need Somebody』『Love Me In A Special Way』『Queen Of My Heart』『Baby, Won't Cha Come Quick』『I Give Up On You』『Dream』。この中からは、『Time Will Reveal』がシングル・ヒットを記録していて、1984年のBillboard年間シングル・チャートでは84位、レギュラー・チャートでは最高位18位を記録している。

が、2002年のASHANTIのおかげで『Stay With Me』が再注目されるということで、今ではこちらの方が有名になっている。が、こういう現象が起こるというのは、その元の曲が素晴らしい曲であったという何よりの証である。リリースから20年近く経っても心に訴えるものがあったからこそ取り上げられたのであり、こういう曲を「名曲」というのである。(「名曲」というと、大ヒットを記録したというのが前提のように受け取られるが、多くの人々の心に訴え続ける光を放ち続けているのであれば、ヒットの規模は関係ないのである。)また、ある意味では彼らのサウンドは典型的な'80'sサウンドでもある。こうして考えてみると、'80'sサウンド(特に「1983年産」という所に注目していただきたい。)というのは、一つの音楽文化の完成型であったと言うことが分かる。そんな楽しい'80'sサウンドをたっぷりと堪能してもらいたいところである。(で、'80'sサウンドにハマると止められなくなってしまう...)

 

In a Special Way

  • アーティスト: DeBarge
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 1992/02/10
  • メディア: CD

↓ジャケット画像がないと寂しいので、ベスト盤もピックアップしておきます。

20th Century Masters - The Millennium Collection: The Best of DeBarge

20th Century Masters - The Millennium Collection: The Best of DeBarge

  • アーティスト: DeBarge
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 2000/11/21
  • メディア: CD


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