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EDDIE RABBITT『VERY BEST OF EDDIE RABBITT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2005年にリリースされたベスト盤である。ベスト盤と言えば「BEST OF ○○」というタイトルがお決まりだったのが、CDの時代になって、CDの収録時間にものを言わせて、新たに編集、リマスターした「VERY BEST OF ○○」というベスト盤もすっかりお馴染みになっているが、そういうことを考えたら本ベスト盤は内容の方に少し不満があるベスト盤である。(LPの時代でも「ベスト盤」といえば12曲前後収録されていただけに、収録曲が10曲というのは大いに不満がある。)が、カントリー界ではその名を知られている彼であるだけに、出ないよりは出た方が良いのは言うまでもないので、かなり待たされたベスト盤と言うことになる。が、ベスト盤の役割というのは、そのアーティストの美味しいところを集めたもの(所謂初心者向け)と、あるテーマを設定してそこに特化したもの(ファン向け)の両者が存在するが、本アルバムは前者に属するものである。(アメリカでならばともかく、日本ではカントリー系のアーティストといえば知名度が低いですからね...)と言うことを考えたら、これはこれで存在価値のあるベスト盤である。

収録されているのは以下の全10曲である。『Drivin' My Life Away』『I Love A Rainy Night』『Suspicions』『On Second Thought』『Love May Never Pass This Way Again』『American Boy』『Two Dollars In The Jukebox』『It's Me I'm Runnin' From』『You've Come To The Right Heart』『Great Old American Town』。

ここには彼の代表曲ばかりが収められているので、特にお薦め曲ということは記さない。(早い話、いずれもがお薦め曲と言うことである。が、一曲ということで『Great Old American Town』をピックアップしておく。)じっくりと聴きたくなる優しいメロディに乗った彼のハートフルなボーカルをじっくりと堪能してもらいたいところである。そして、彼を通してカントリーの世界に足を踏み入れてもらいたい所である。(フォーク系のサウンドがお好きな方であれば、特に違和感なく入っていくことが出来る。)また、ボーカル・アルバムとしてもじっくりと聴き込んでもらいたい所である。

 

The Very Best of Eddie Rabbitt

The Very Best of Eddie Rabbitt

  • アーティスト: Eddie Rabbitt
  • 出版社/メーカー: Intersound
  • 発売日: 2005/08/09
  • メディア: CD


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