GO WEST『THE BEST OF GO WEST』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1998年にリリースされた彼らのベスト盤である。'80's中盤以降、男性デュオとして活躍した彼らであるが、ポップでいい雰囲気のサウンドを聴かせてくれていた。男性デュオと言えば、'60'sから'70'sに掛けて大活躍をしたサイモン&ガーファンクルや、'70's後半から'80's前半にビッグ・ヒットを放ったホール&オーツといった名前を思い出すが、'80's中盤ではWHAM!と共に彼らの名前を忘れることは出来ない。(が、ベスト盤をリリースするほど大活躍してはいないと思うのですが...)サウンドの方は、いかにも'80'sといったポップでダンサブルで、聴いていても楽しくなるポップスを聴かせてくれている。また、ハーモニーの方もなかなかいいものを醸し出してくれていて、じっくりと聴き込みたくなってくる。ただ、活躍時期が短いというのが残念なところであるデュオである。(でも、デュオって、S & GとH & Oは別としても、何故か活動時期と言うのが短いような...)
収録されているのは以下の全10曲である。『We Close Our Eyes』『Don't Look Down - The Sequel』『Tracks Of My Tears』『What You Won't Do For Love』『King Of Wishful Thinking』『Call Me』『Eye To Eye』『Faithful』『I Want To Hear It From You』『True Colors』。
この中では『We Close Our Eyes』『Don't Look Down - The Sequel』という頭からの2曲のテンポの良いポップスと『Call Me』のポップス路線がやはり彼らのサウンドを代表しているものと言うことが出来る。更に、『Faithful』と『True Colors』はじっくりと聴かせてくれる曲としてお薦めと言うことでピックアップしておくことにする。
男性デュオを追っている方であれば、'80's後半を代表する男性デュオとして、彼らを忘れることは出来ない。が、'80'sに入ってから登場した男性デュオって、WHAM!もそうでしたが、あまりにも早く消えていってしまうのは何故なんでしょうか?
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