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ケータイ刑事銭形舞12話[改訂版] [ケータイ刑事]

MBSの再放送も12話まで来たと言うことは、次回が最終回である。現時点では後番組が何になるのかは不明です。(9/12のこの放送枠は、本作の放送前に放送しているお笑い番組が、その日2本目の放送になるようになっていました。→9/19と9/26も特別編成として、10月になってから「銭形雷」という可能性もあるかもしれませんね。(普通に考えたらTBSに倣って「銭形泪」の1st.シリーズと思いますが...))尚、この記事のタイトルに「[改訂版]」とあるのは、この物語については過去に一度書いているためである。が、最近の「ケータイ刑事」の記事と比べると、それは内容が浅いということで、以前に書いたものをベースにして、時事ネタに関する部分は修正し、物語については加筆を行ったため「[改訂版]」としたものである。尚、今回の物語について、過去に記したものをご覧になるのであればここをクリックして下さい

今回の物語は、第12話「金利・手数料は当方が負担します! ~通販番組殺人事件」であるが、「ケー刑事」の本家BS-iをはじめ、BSデジタルの各局はとにかく「テレビショッピング」番組が非常に多い。CSならば専門チャンネルまであるが、それは専門チャンネル化されたCSということで分かるが、ことデジタルも、深夜になるとどの局もこぞって「テレビショッピング」を流している。そんな時間帯に流しても、注文する人は皆無とは言わないが、いてもごく少数でしょうし、電話のオペレータはスタンバイしなければならないでしょうから、結構大変だと思います。(が、テレビ局はON AIRするだけで、オペレータを用意するのはショップの方だから、TV局としたら非常に楽なのでしょうが...)だからといって、録画予約までして見るような人がどれだけいるのでしょうか?(まあ、ゼロではないでしょうが...)また、今回は、鑑識柴田太郎の弟・柴田次郎が登場するということで、こちらも注目。佐藤二朗さんの怪演ぶりが見られます。(でも、白い(長い)スカーフの方もきっちりと身につけています。)それではいつものように、「長文」&(今更ながらの)「ネタバレ」ありとして、そちらに突入します。

いきなり「警視庁から入電中」ということで事件を知らせるメールが届く。事件の方は、殺人予告事件であり、狙われているのは通販会社社長の野崎萬造であった。ということで「直ちに現場に急行せよ」ということで、テレビ局にやってきた舞ちゃん。(テレビショッピングの収録が行われている、ということです。)が、五代さんがいない。そうしていると「お待たせ」といって五代さんが現れるが、いつものラフな格好ではなく、スーツを着ている。それを見た舞ちゃんは「どうしたんですか、その格好?」と尋ねる。すると五代さんは「ひょっとして、TVに映るかも知れないでしょう」が、舞ちゃんは「何で私たちが?」と聞き返す。が、「えっ、知らないの」と五代さんが一転して反撃に出る。要するに、このテレビショッピングの番組は途中で客席をドーンと映すということだった。が「社長の護衛に来たんですよ、私たちは...」と言う舞ちゃんは任務をちゃんと分かっています。(今回、「知らないの?」なんて言っている五代さんですが、まもなく泪ちゃんに「知らないんですか~?」と言われるようになりますが、その伏線がここにありました。(→泪お姉ちゃまが妹・舞ちゃんの仇を取ってくれると考える。))

そうしていると、アシスタントの春風瑠美が、社長宛に届いた殺人予告状を持って舞ちゃんたちの所にやってきた。まずは警察手帳を見せる五代さんと舞ちゃん。瑠美から直ぐに殺人予告状を受け取ると、それを開く。文面は「ケー刑事」ではいつものことであるが、新聞や雑誌、広告などの文字を切り抜いてそれが紙に貼り付けられて作られている。で、いつものように声を出して読んでくれる舞ちゃん。「やい、テレショップ野崎!てめーの番組のアブバッヂとかいう商品胸に貼ってもちっとも腹筋なんて鍛えられねーじゃねーか!このインチキ通販野郎め!ぶっ殺してやる!」(この文面もまたいつものようなイチャモンから始まっていますね...)で、舞ちゃんが読み終わると五代さんは「腹筋アブバッヂ」について語り始める。(腹筋は付かないが、マッサージ効果はあるそうです。)舞ちゃんはいちいち受けてくれませんでした。で、話をしていると「手当たり次第何でも売る」というのが社長のポリシーだということが分かり、五代さんはポリシーも良いけど社長のキャラが良い、ということまで口にして、舞ちゃんもこの番組のファンになる、なんて言っている。(ということは、五代さんはこのテレビショッピングを見ているということですね。)が、この時、五代さんは右の手首をアニータと腕相撲したときに痛めていることが分かる。

本番が近づき、スタジオ(の客席)に入ろうとする舞ちゃんと五代さんだったが、その前に舞ちゃんは「ちょっとトイレ行ってきます」と言うと手にしていたコートを五代さんに預けてトイレに行く。で、舞ちゃんがトイレに入ろうとすると、中からピンクの服を着た髪の長い人が出てきて、トイレに入ろうとする舞ちゃんとぶつかる。が、その人は何も言わずに急いでいるようで立ち去ってしまう。これに、少しだけ口を尖らせながら首をかしげる舞ちゃん。(その表情がいい!)

テレショップ野崎のショッピングアワー」という番組の本番が始まる。塚原誠司と春風瑠美のコンビで番組が始まり、「お茶の間のペット、野崎社長です」という紹介で野崎萬造が登場する。で、「金利・手数料は当方が負担します!」と言って会場は盛り上がる。で、舞ちゃんも仕方なく拍手をしましたが、隣の五代さんの盛り上がりとは対照的でした。(この「金利・手数料は…」って、最近はどこのテレビショッピング番組でも言っていますよね。どうせなら「送料」も負担してもらいたいところです。)

番組が始まり、まずは最初の商品として「ふとももスリムウォーカー」が紹介される。(青竹踏みが2つ付いて9890円)会場は盛り上がっているが、舞ちゃん一人は冷めていて「自分の命が狙われているのに、よくあんなに堂々としていますね...」とちょっと呆れ気味でいる。続いての商品は万能包丁「切れルンです!」(包丁が切れなかったら、それは包丁とは言いません。「切れる」で当然だと思いますが... →レンズ付きフィルム「写ルンです」は富士フイルムの商品ですが、その富士フイルムのCMに舞を演じる真希ちゃんが出ていますが、そっちの方を狙っていますね...)で、この商品は会場の皆さんにもチャレンジしてもらいましょう、ということで、五代さんが観客を代表して実際に使ってみることになる。まずは名前を聞かれて「五代潤です」と答えるが、カメラを意識してポーズを決めている。で、チャレンジの方は、羊羹を切るということだった。(人数分に切る)で、切れルンです!を手にした五代さんは「お任せ下さい」と言って羊羹を切ろうとするが、右手首を痛めているということで、左手に持って羊羹を切る。で、切ったら「この切れルンです!、凄く良く切れますね」と口にする五代さんですが。舞ちゃんが「そりゃあ切れるよ、羊羹だもの」って、その通りですね。(羊羹だったら、包丁じゃなくても切れますし、やっぱり殺人予告状にあったインチキ通販会社だと思ってしまいます。)で、野崎、塚原、五代、瑠美はそれぞれ羊羹を一切れずつ手にして口に運ぶ。「切れ味が良いと美味い」と言う五代さんはお役ご免と言うことで客席に戻る。

続いては「鰹節に挑戦してみましょう」ということで、瑠美が側にあった鰹節を手にするが、それと同時に瑠美はその場に倒れてしまった。駆け寄る野崎と塚原、五代さんもこう言うときは素早く、「警察です。現状を保存しますので、皆さんそこから動かないように」と警察手帳を見せながらその場にいるみんなに指示を出す。そして、救急車が来て瑠美は担架に乗せられて運ばれていく(まだ死んではいない)のと入れ替わるように白いスカーフをした鑑識の制服を着た男が入ってくるが、いつもの柴田太郎ではない。五代さんは「柴田は何処行ったんだ」と行っているが、そこに鑑識の男が来て、テレビ電話を受けているFOMA端末を舞ちゃんに手渡す。通話の相手は柴田太郎であり、「そこにいるのは弟の次郎です」と紹介する。すると「刑事の姉妹がたくさんいるように、柴田家にも鑑識員の兄弟がゴロゴロいるのである」ということで、次郎が鑑識作業を行うことになる。(今でこそ「たくさん」というのは分かりますが、初放送の時では、姉妹は「愛お姉ちゃま」と「舞ちゃん」だけしか分かっていませんでした。でも、泪ちゃん、零ちゃんも既に警察に入っていて活躍していました。また、柴田さんの方もここから「柴田一族」という方に走り出し、「・2nd.8話」で、とんでもないことが判明します。)尚、次郎は白い長いスカーフを首に巻いているが、この時は誰もそこには突っ込まず、また次郎も何も語りませんが、これは「」と「劇場版」に登場した公安の白いスカーフと何か関係あるのでしょうか?

直ぐに報告をする次郎。「原因は毒物、瑠美の口内から微量の青酸カリが検出された」と言うと、五代さんは「羊羹だよ、おら、羊羹食っちまっただよ...」と言うと洗面所に走っていく。それを見た舞ちゃんは「大丈夫ですかねぇ」と言うも、次郎は「あんな大きな声が出る人は大丈夫」とあっさりと片付けました。が、舞ちゃんは羊羹は野崎社長と塚原も食べていたのに、どうして瑠美だけが、と疑問を感じる。次郎は、皿の上に置かれている羊羹を皿ごとてにすると、「注射器を使って混入された可能性はある」と言うが、舞ちゃんは小さな一切れにピンポイントで入れられるものなのか、と疑問を口にし、社長を殺すなら全体に行き渡らせた方が確実だと言い、次郎も「確かに」と納得する。で、舞ちゃんは「うずく、悪の予感

洗面所の五代さんは「いやぁ、死ぬかと思った」と言って一安心しているけど、水を飲んだとかうがいをした、というのではなく、ちゃんと吐いたのでしょうね。そうでなければダメなんですが、まあ、深く追求するのは止めておきます。で、洗面所から出た五代さんは、「立入禁止」という立て札がある置くにロッカールームを見つけ、一枚の紙がロッカーの下から出ているのを発見してそれを見に行く。で、下からは乱している紙を手にして広げてみると、それは野崎社長への殺人予告状をコピーしたものだった。で、そのロッカーの名前を見ると「塚原誠司」とあった。で、五代さんは気になってそのロッカーを開けてみる。すると、鍵は掛かっておらず、中から青酸カリが入った小瓶があった。ということで、五代さんは犯人は塚原だと決めつけ、塚原に責め寄る。

五代さんは塚原が犯人だと言うが、塚原は、自分は瑠美とつきあっていて、来年の春には結婚する約束をしていると言い、犯行を否定する。が「状況証拠がそろっているんだ」と五代さんは塚原を責め立てる。が、「待ってくださいよ」と舞ちゃんは「これじゃあ、いくら何でも話が出来すぎだと思います」と言ってと目に入り、更には「私、犯人らしき人物を見たんです」といって、本番前に行ったトイレですれ違った人物を、監視ビデオの映像を使って指し示す。「この時、特徴的な甘い匂いがしたんです」と言い、青酸カリはアーモンドに似た臭いがすると言うことを口にする。また、この人は何だかとても慌てていて、明らかに様子がおかしかったという。が、五代さんは観客かスタッフだと言って片付けようとするが、舞ちゃんは「こんな人、セットの中にいませんでした」としっかりと周囲の観察を行っていました。が、この人物が何者なのかまでは分からなかった。

で、その時の監視カメラの映像を印刷して、それを野崎社長に見せて尋ねる。が、見覚えはない、ということだった。で、舞ちゃんは野崎に「お体は大丈夫ですか?」と尋ねるが、それは「瑠美さんが食べたものから毒物が検出されたんです」ということを告げるためでもあった。が、これに野崎は「あの羊羹なら私も食べましたよ」と答える。五代さんは予告状の犯人が毒を仕込んだのだと言うと、瑠美は自分の身代わりになったと悟る。

が、ここで五代さんが話題を変えて「色んなグッズを取り扱っていらっしゃるのですね」と、隣の部屋に並んでいる通販グッズの方に移動する。五代さんは、こう見えて結構通販好きだということを口にして、昔、雑誌の裏側に載っていたブルーワーカーとかぶら下がり健康器などの話題で野崎と盛り上がる。(舞ちゃんは完全に蚊帳の外になっている。)で、「福耳大顔面」というかぶり物を手にして、通販との出会いが自分の人生を変えたと、しみじみと語り出す野崎だった。それに何度も頷いている五代さん。で、話が途切れたと言うことで舞ちゃんが話題を変えて、塚原と瑠美のことを尋ねる。「二人はつきあっていて、結婚の約束をしているというのは本当ですか?」と塚原の言ったことを確かめる。それは湾頭だが、このところあまり上手くいってないみたいだったと語る野崎。ということで、舞ちゃんの頭は、どうやって青酸カリを羊羹に入れたかということを考え始めていた。か、「どうやって...?」と謎は解けない舞ちゃん。その頃五代さんは並んで展示されている通販グッズを眺めていて、その中から「野比ゴム太」くん(このネーミングは「野比のび太」をいじっているのは簡単に分かりますね。)という縄跳びのような商品を手にして「どうするの?こうかな?」といってそれを使って縄跳びをするという格好をする。が、紐の中央部を足で踏んだまま、両方の手で上に引っ張り(エキスパンダーのつもりでしょうか?)、右の手首を痛めていることに気づいて「痛っ!」で、それを見ていた舞ちゃんは「謎は解けたよ、ワトソンくん

テレビショッピングの収録スタジオ。観客席に五代さんと野崎、塚原が座っていて、エプロン姿の舞ちゃんが、手に「切れルンです!」を手にして現れ、「みなさん、どうもこんにちは。銭形テレビショッピングへようこそ」ということで、「着れルンです!」を使って世にも不思議なトリックの検証と解明を行うと言う。何だこれは、という顔をした野崎に「どうもすいませんねぇ」と五代さんは一言入れていました。

銭形テレビショッピング お料理教室!」(テロップは「舞さま黒ハート お料理教室」と出ている。)ということで、舞ちゃん、塚原、野崎、五代の順に並んで、首からはそれぞれ「野崎」「塚原」「五代」「瑠美」という札を下げている。(ということは、事件の再現実験ということにもなる。)目の前には、右手/左手に包丁を持って4切れに切った羊羹が置かれている。で、「まずは左手で切った羊羹から召し上がれ」と舞ちゃんが言い、4人はそれぞれ羊羹を手にして口に運ぶ。「美味しい~」と口に出す舞ちゃんだったが、五代さんは「うわっ!何だこれは!」と吐き出してしまった。すると「五代さん、大当たり!」と舞ちゃんは、「五代さんが食べた羊羹には、包丁の左側にわさびを塗って切ってみました」と説明してくれる。が「なんでそんなことするんだ、お前は?」と怒る五代さん。が、舞ちゃんは気にしないで次に進め、右手で切った羊羹をということになるが、先に、「包丁の左側に辛子を塗って切ってみました」と先に言いました。「それではいただきましょう」という舞ちゃんに「ちょっと待った!」と五代さん。そして塚原と自分の立ち位置を無理矢理変わり、それから羊羹を口に運ぶ。が、またも五代さんが「うえっ!」と吐き出す。で「五代さん、またまた大当たり!」と舞ちゃん。で、「何でこうなるの?」と言う五代さんは考え始めようとするが、何故なのか分からない。で、舞ちゃんが説明してくれる。

右手で包丁を持った場合、人は自然と右から切っていくが、左手で持つと自然と左から切っていく。つまり、包丁の左側に毒が付いていると、右から切ると「右から2番目」に毒が付くが、左手で持って左から切ると「一番左端」に毒が付く。番組中、3人の立ち位置は変わっていないから、自ずと食べる切れ端も決まっていたということで、本来なら犠牲になるのは瑠美ではなく塚原だったと語る舞ちゃん。犯人は塚原を殺そうと狙っていたが、五代さんが左手で羊羹を切られたから計画が狂った。また、犯人は番組中に包丁に青酸カリを塗る必要があり、その間包丁を自由に出来た人物は唯一人、ということで、「野崎社長、真犯人はあなたです」と舞ちゃんは指摘する。また、自分を狙ったという殺人予告は狂言だったとも言う。瑠美が食べたことで計画を変更せざるを得なくなり、塚原に容疑をかぶせることを思いつき、ロッカーに青酸カリの瓶を入れた。(番組収録前は瑠美のロッカーにあったはずだ、と舞ちゃん)で、防犯カメラの人物がそれを実行し、その人影は野崎だと言う舞ちゃん。

しかし、五代さんが、その人影は「じゃないか」と反論が始まる。しかしこれには舞ちゃんも「この人が女性だなんて一言も言っていませんよ、私」と言い、この人は「女装した男性だ」と言う。「どうしてそんなことが分かるの?」と尋ねる五代さんに、あの時トイレに入った舞ちゃんは、便座が上がっていたのを目にしていて、普通女の人は便座を上げないと言う。で、トリックを解いた舞ちゃんは野崎に詰め寄る。が、野崎は笑いだし「想像力溢れる実に見事な推理ですね」と言い、舞ちゃんの推理にはとてつもない大きな穴が開いていると言うと、防犯カメラの人影の背丈は舞ちゃんとほぼ同じであるが、野崎は舞ちゃんよりも背が高く、女装したら大柄になるはずだ、と言う。で、「背が低くなる魔法の商品があるのか?あれば番組で紹介したい、売れるとは思えないが...」と皮肉を言うと去っていきました。

唇を噛む舞ちゃんは反論できず、野崎を見送ることしかできなかった。で、五代さんも「今回はお前の完敗だな。いつもいつも推理が当たるとは限らない。これも修行の内ですよ」と言って慰めている。(考えたら、舞ちゃんはこういうパターン、結構ありますね)が、これぐらいのことでへこたれる舞ちゃんではありません。で、部屋から出て行った舞ちゃんと五代さんは鑑識の服を着た福耳大顔面を被った男とすれ違い、「誰だお前?」と五代さん。(でも、こんなことをするのは次郎しかいないと分かり切っていると思いますが...)これに「次郎です」と答える所は、やっぱりジロー・ワールドです。が「急にでっかくなったね、どうして?」と五代さんは尋ねる。で、次郎の足下を見た五代さんと舞ちゃんは「ああっ!」と声を上げる。で、舞ちゃんは「今度こそ、謎は解けたよ、ワトソンくん

収録を終えた野崎はテレビ局から出てきた。が、突然スポットライトに照らされると、銭形ストラップが飛んできて、それが赤いリボンとなり、それに縛り上げられる。「この世にはびこる悪の舞。…」舞ちゃんの口上が始まり、「正義の舞様ステップ、受けてみな!」で大回転となった野崎は靴が脱げてしまい、その場に倒れ込んでしまう。が、起きあがると舞ちゃんの姿を見て「またお前か、いい加減しつこいぞ」と文句を言う。が、舞ちゃんは「見つけたんです、背を低くするための魔法の商品を」と言って、先ほどの推理の続きを語り始めようとする。が「一体何のことだね」と惚ける野崎。が、舞ちゃんはいきなり本題に入り「その靴です」と、野崎から脱げた靴を指摘する。で、五代さんがそれを拾う。(凄い高さの上げ底靴です。)で、舞ちゃんは五代さんに野崎と並ぶように言う。で、五代さんが無理矢理野崎を発たせる。が、先ほどと比べて野崎の背が低くなっている。「あなたが履いていた靴はシークレットシューズだったんです」と舞ちゃんが言うと、五代さんが靴から上げ底パーツを取り出し「これか」で、野崎の表情が変わった。

舞ちゃんは更に語る。若い頃、通販と出会った野崎は人生が大きく変わったと言ったが、野崎は本当は小柄であり、背が低いことにコンプレックスを持っていた、舞ちゃんは指摘する。で、五代さんがシークレットシューズを野崎に手渡すが、同時に、野崎が持っていた鞄が開いているのに気づき、中から長髪のカツラとピンクの服(舞ちゃんがぶつかった人の服)が発見された。で、野崎はその場に座り込んで犯行を認めた。が、舞ちゃんは「でも、動機だけが分かりませんでした。どうしてですか、どうしてこんなことを?」と尋ねる。すると野崎は語り始める。「瑠美の奴、恩を仇で返しやがって」と、瑠美がいつの間にか塚原と婚約したことに嫉妬したのだった。また、通販を通じて出会った人生の最高の相棒はシークレットシューズであり、人間は見た目だと思っている野崎は、塚原と瑠美を地獄へと考えたのだった。これに対して舞ちゃんが「瑠美さんがあなた(野崎)ではなく塚原さんに惹かれた気が分かった気がします」と言い、「人間は見た目じゃないですよ」と良いことを言ってくれます。(泪ちゃんはこういう名言を続発してくれますが、舞ちゃんもやっぱり姉妹ですね、良いことを言ってくれます。)で、五代さんが野崎を逮捕した。

事件解決後、川辺で舞ちゃんと五代さんが話をしている。が、その内容はというと、これもまたいつもの様なものであり、五代さんが舞ちゃんに、社長が怪しいとどうして気づいたのか、ということを尋ねている。これに舞ちゃんは「事情聴取の時です」と答え、野崎社長が「あの羊羹なら私も食べました」と言ったが、舞ちゃんは「瑠美さんが食べたものから毒物が検出されました」としか言っていないということできづいたのでした。(こういう言葉からヒントを得るというのは「ケー刑事」ではよくあるパターンです。→だからこそ、一言一句まで集中して見ることにもなります。)で、五代さんは「口は災いの元ですね」ということで、本当にその通りです。で、ここから先は舞ちゃんの優しい一面が見られます。(でも、一筋縄には行かない舞ちゃんでもあります。)五代さんの右手を気遣い「右手、大丈夫ですか?」と尋ね、「通販天国」という別の通販で「救急ボックス」1980円を頼んでおいてくれました。で、「お体大切に」と優しい声をかけると、敬礼して「それじゃあ」と言って、時展示に乗って去っていきました。五代さんは「気が利くね」と舞ちゃんに感謝するが、走り出した舞ちゃんは一旦自転車を停めて振り向いて「だって五代さん、もうお年なんだもん」(五代さんは怒って「待て~」と追っかけ始めましたが舞ちゃんの自転車には追いつけないで、息を切らすだけかと...)

今回のトリックは、包丁に関してはちょっとした盲点ですが、筆者は(最初に見た時)直ぐに気づきました。また、「背がどうだ」と言った時点でシークレットブーツだろうと思いましたが、その通りでした。(トリックとしたら簡単でしたが、舞ちゃんは可愛いからトリックの物足りなさも許しちゃいます。)それにしても五代さん、今回の事件は五代さんがアニータと腕相撲して右手首を痛めていたことから思わぬ方向に進んだ事件でしたが、それが思わぬ方向に転がっていき、結局は無事に事件解決に繋がるのですから、五代さんって悪運が本当に強いとしか言いようがないですね。

次回は舞ちゃんの最終回ということになり、これまでの物語とはちょっと違った物語です。(「・26話」もそうでしたし、「・1st.13話」「・2nd.22話」「・1st./2nd.13話」「・1st.25&26話」もそうです。)

鑑識メモ。今回は「柴田次郎の鑑識メモ」ということで、柴田次郎が担当する。で「皆さん、お元気(おげんこ)」と言って次郎が現れる。場所は通販グッズがたくさん並べられている所である。が、次郎の黒子が劇中よりも大きくなっているのと、「・3話」に出てきた黄色い鳥のぬいぐるみを右手に抱えている。で「通販は本当に色んなものが揃えてございますね」と言って、手錠、(鑑識の)制服、鑑識セットを紹介する。(鑑識セットまであるの?)更には「カツ丼」と言うが、これには自分で「誰が頼むのか」と突っ込み、「蕎麦屋で食えよ」(が、取り調べと言えばカツ丼ですし...)。で、ここから先はジロー・ワールドに突入し、黒子がさっきよりも大きくなっていることに気づき、黄色い鳥野ぬいぐるみに「君、誰だ?」「足、細いなぁ」(ぬいぐるみですからねぇ...)で、「さようなら」→この後、佐藤二朗さんも「ケー刑事」には書かすことの出来ない顔となりますが、「舞」ではまだ十二分に独自の世界を醸し出していません。(「・1st.4話」でアピールし、「・2nd.18話」で確認しておき、「・2nd.8話」で遂に番組を乗っ取る所まで走ってくれます。)

 

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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  • 発売日: 2004/04/23
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ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

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↓今回から、この作品も仲間入りです。(いずれも予約が始まりました。)

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↓こちらは買わないと逮捕されます。
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

こちらは既にプレミアが付いています。

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

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  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD

↓参考まで

図解 マル得通販マニュアル―大人気通販のサービス比較から最新テレビショッピング事情、海外通販まで

  • 作者: 生活向上研究会
  • 出版社/メーカー: 同文書院
  • 発売日: 1999/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

↓「切れルンです!」って、こういうセラミック包丁でした。

京セラ セラミックナイフRモデル 三徳タイプ FKR-160WH

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  • 出版社/メーカー: 京セラ
  • メディア: ホーム&キッチン

↓まだあるんですねぇ

GT ぶらさがり君ベンチシート付 GT-870015

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  • 出版社/メーカー: 後藤
  • メディア: ホーム&キッチン
ストレート・ブラウン

ストレート・ブラウン

  • 出版社/メーカー: アイコ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ミラクルリーゼント 黒

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  • 出版社/メーカー: ジグ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

↑↓色々とあります。

落武者カツラ

落武者カツラ

  • 出版社/メーカー: アイコ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

↓こういうものは用意してありますか?

ファミリーエイドキット(救急箱) KFA500

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  • 出版社/メーカー: ゴイチ
  • メディア: ヘルス&ビューティー

災害用 外傷救急セット

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  • 出版社/メーカー: 玉川衛材
  • メディア: ヘルス&ビューティー


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