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JOHN LENNON『IMAGINE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは、ビートルズ解散の翌年である1971年に発表されたソロ・アルバムである。今でこそ時代に残る「名盤」として語られているが、発表当時のセールスやチャートの方は、JOHNの名前を考えたらさっぱりと言っていいようなものであった。つまり、本アルバムはセールスやチャートを賑わさなくても、「名盤」というのはある、ということを教えてくれている。また、本アルバムは何度もリマスターされ、その都度再リリースされるという琴を繰り返しているアルバムであり、ゴールド・ディスクをはじめ、色々と出ているので、オーディオ・マニア(音楽マニアではない)にとっては、その音質を比較する楽しみがあるアルバムでもある。(同時に、技術の進歩も感じることが出来る。但し、新たにリリースされたものの方が音の艶が悪い、ということもある。)

本アルバムについては、1980年のジョンの死から、一段と語られることが増え、現在まで多くが語られたアルバムである。ということで、色々な意見が述べられているアルバムである。(ここではそれらをいちいち取り上げることは行わない。)ただ、これからJOHNを聴こうという方に対して一言だけ。色々と語られていることを鵜呑みにしないで、まずは自分の耳で聴いて、それから判断してもらいたい、と言うことである。

収録されているのは以下の10曲である。『Imagine』『Crippled Inside』『Jealous Guy』『It's So Hard』『I Don't Wanna Be A Soldier』『Gimme Some Truth』『Oh My Love』『How Do You Sleep?』『How?』『Oh Yoko!』。

アルバム・タイトル・ナンバーである『Imagine』は「名曲」として今でも色んな場で流されていて耳にする機会が多い(カヴァーまで含めると、どれだけ耳に入ってくることか...)という名曲であり、『Jealous Guy』や『Oh My Love』はラブ・ソングとして広く知られている、というように、有名なスタンダード・ナンバーから、ポールに当てつけた『How Do You Sleep?』、意見が分かれる『Oh Yoko!』まで。多くの議論が成されている曲が続いているが、まずはじっくりと聴いて、それから自分なりの判断をしていただきたいところである。

本アルバムは、洋楽を聴く人には聴いておかなければならないアルバムとなっている。そして、議論は今後も続いていくことだろう。議論をすることは良いことであり、それを否定する気は全くないが、一つだけ忘れないでもらいたいことがある。「MUSIC、音楽」とは「音を楽しむもの」であるということである。議論ばかりに終始しないでもらいたい所である。(特に、本アルバムについては、議論が多すぎると感じます...)

※同じアルバムですが、いくつかピックアップします。(マスターが違っています。)

 

Imagine

Imagine

  • アーティスト: John Lennon
  • 出版社/メーカー: CAPITOL
  • 発売日: 2000/04/11
  • メディア: CD

Imagine

Imagine

  • アーティスト: John Lennon
  • 出版社/メーカー: Mobile Fidelity Koch
  • 発売日: 1990/10/17
  • メディア: CD

Imagine

Imagine

  • アーティスト: John Lennon
  • 出版社/メーカー: Mobile Fidelity Koch
  • 発売日: 2003/08/26
  • メディア: CD

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